格闘技徒然草

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UFC on ESPN+8:第1試合・コート・マッギー vs. ディエゴ・リマ

ウェルター級。

TUF11ウィナーのベテランマッギー。UFC8勝6敗で、ウェルター級に落としてからは5勝4敗。勝っても負けても地味で、9年間フィニッシュ勝利なし。その間、フィニッシュされたのもポンジニッビオにKOされた1試合だけ。

リマはTUFで2度準優勝の経験がある。最初のTUF後は2試合連続1RKO負けであっさりリリース。その後、「過去のTUFのトップ選手を集めるTUF」という企画で再登場すると、決勝まで勝ち上がったがまたも敗退。次戦では岡見に塩漬けにされ連敗したものの、前回はTUF Nationsウィナーのチャド・ラプリスに序盤のパンチでKO勝ちした。元Bellatorウェルター級王者ダグラス・リマの弟。

右を入れたマッギー。プレスしていく。リマはケージ際をサークリングし、間合いを詰めたマッギーにパンチがヒット。ジャブの差し合い。マッギーはプレスしてはいるが、サークリングでかわされパンチがヒットせず。リマのパンチを貰う。マッギーがパンチからタックルに。タイミングは良かったが切られた。また組み付こうとしたマッギーだが、リマが逆にタックルへ。マッギーが払い腰できれいに投げたが、勢いが良すぎて押さえ込めず立たれた。ホーン。

1Rは打撃のヒット数は僅差。間合いを詰めていたのはマッギーだが、それだけで評価されるかは微妙。

2Rも間合いを詰めるマッギー。リマはまたサークリングしてかわしつつパンチを入れていく。リマのパンチがヒット。リマが前に出てきた。ワンツー。しかし深入りはせず距離をキープ。離れた間合いからパンチを入れていくリマ。残り20秒でマッギーのローに合わせてタックル。スタンドでバックに回る。そこからまたタックルに入るとマッギーはギロチン。ホーン。

2Rリマ。

3R。ジャブ、ワンツー、ローを単調に打っていくマッギー。タックルに入るがリマに切られる。間合いを詰めていくが、リマの右をもらう。間合いを詰めていくマッギーの方が打撃をもらっている。リマは基本は下がりながらも時折飛び込んで大きいパンチを入れていく。それに対してマッギーは大振りはしないものの、ビッグパンチがないのでヒットしても倒せる気がしない。マッギーのタックルは切られる。残り10秒でまたタックル。切ったリマ、最後にお約束の打ち合いをするが、マッギーのパンチを貰ってダウン!ガードを取るリマにマッギーがパウンドを入れたところでタイムアップ。

最後のダウンで3Rマッギーに入るか?フラッシュ気味だったので微妙。

30-27リマ、29-28マッギー、29-28リマ。スプリットでリマ勝利。

2Rのみリマで、1Rと3Rは微妙だったから30-27から28-29まで割れた。