女子ストロー級。
ストライカーのヒルはMMAわずか1戦でTUFのストロー級王座決定トーナメントに出場するも一回戦負け。UFCでも早々にリリースされたが、Invictaでキャリアを積み直すと、RIZIN王者の浜崎朱加を後に破っているリヴィア・ヘナタ・ソウザに勝利しタイトルを獲得。再びUFCと契約のチャンスを掴んだが、再契約後も2勝4敗と成績が残せていない。今回はジェシカ・ペネが試合10日前に負傷欠場し、代役として緊急出場が決まった。
ボクシングでマイナー団体の世界タイトルマッチにも出場したことのあるエスキベル(ボクシング戦績は7勝7敗)。UFC契約後2連敗中。2月に決まっていたジェシカ・ペネとの試合が直前のペネの負傷により今回に延期となり、今回またもペネが負傷欠場となったが、代役相手の試合がなんとか成立。しかし負ければリリースの状況は変わりがない。
間合いを詰めてパンチを入れていくエスキベル。ヒルは距離を取り飛び込んでパンチをヒットさせていく。右がヒット。パンチ連打で前に出るエスキベルにカウンターを合わせようとするヒル。左ミドル。エスキベルの蹴りをキャッチして軸足を払いテイクダウンしたヒル。しかしエスキベルすぐ立った。前に出てパンチを繰り出すエスキベルに右がヒット。ヒル飛び膝。左ミドル。エスキベルタックル。倒しかけたが凌いだヒル。引き剥がして左ハイ。ホーン。
1Rヒル。
2R。突進しながらのパンチ連打を繰り返すエスキベルだが、ヒルがバックステップしてかわしヒットしない。手数では倍以上出しているエスキベルだが、ヒット率が半分以下。出てきたエスキベルに右をあわせるヒル。首相撲から膝、左ハイ。ホーン。
2Rヒル。
3R。ヒルが飛び込んでくるエスキベルに打撃を合わせる展開。ローに右を合わせてスリップ気味にダウンを奪ったエスキベルだがヒルはすぐ立つ。ヒルの打撃をもらい続けるエスキベルだが、前に出てパンチを打ち込み続ける。最後にヒルが飛び膝から連打を入れる。タイムアップ。
29-28、30-27×2の3-0でヒル勝利。