格闘技徒然草

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PANCRASE305:セミファイナル・小川徹 vs. マモル

フライ級5分3R。小川は5位、元王者のマモルは7位。

フライ級は小川が敗れている上田将竜と将兵暫定王座決定戦で対戦。王者仙三と2位若松はONE参戦中。ともに前回KO負けしている者同士だが、勝てばタイトル挑戦の可能性も出てくるポジション。小川は後輩の若松が前回マモルをKOしているだけに意識されるところ。

パンクラス参戦から5試合連続のスプリット判定決着でタイトルを獲得したマモルだが、初防衛戦では仙三に完敗。昨年7月、王座陥落以降1年ぶりの復帰戦では若松にデビュー以来初めてのKO負けを喫した。そこからさらに10ヶ月のブランクがあり、今月42歳になる。

小川飛び込んでワンツーをヒット。出てきたマモルにまたパンチを合わせる。小川がヒット&アウェイでのパンチを入れる展開。マモルが出てきても距離を取りヒットさせない。小川のステップを捕まえられないマモル。小川が詰めて左を入れる。ホーン。

1Rのオープンスコアは三者小川。

2R。マモルが間合いを詰めてくるが小川ステップし接近戦にはさせない。ボディストレート。出てきたマモルに左を合わせた。サークリングし動き続ける小川。左フック。会場のマモル応援団からコールが送られるがここまで空回りさせ続ける小川。小川バック肘。ホーン。

2Rもオープンスコア三者小川。

3R。小川は前蹴り、右を入れていく。KOするしかないマモルだが、間合いを詰めてもかわされカウンターをもらう。展開を変えられないまま時間が過ぎていく。逆に小川がKOに色気を見せたのか手数を増やしてきた。逆に下がってしまうマモル。小川飛び膝。マモル捕まえてバックを狙うが小川振りほどき離れた。パンチで攻める小川。タイムアップ。

判定三者とも30-27のフルマークで小川がマモルを完全攻略。