フェザー級。両者コンテンダーシリーズ出身。
ハワイアンのダン・イゲはUFC3勝1敗。UFC前の戦績は8勝1敗で、唯一の敗戦はパンクラスハワイ大会での中島太一戦。UFCデビュー戦は打撃戦で劣勢となり判定負けしたが、そこからはテイクダウンからのパウンドで攻め3連勝。前戦はイギリスで地元のダニー・ヘンリーと対戦し、パンチでダウンを奪ってからのチョークで完勝している。
アギラーはコンテンダーシリーズで勝ったがUFCと契約できず。UFCデビューは試合2週間前に決まった欠場選手の代役としてだった。しかしその試合で元WSOFフェザー級王者のリック・グレンにパンチでダウンを奪って判定勝ち。今年3月の2戦目もタックルを切り続けてパンチを打ち込む展開で2連勝としている。
パンチで出るアギラー。イゲも打ち返す。パンチからタックルのフェイントにつなげてまたパンチを打ち込んだイゲ。左ミドルからの左フックでダウンを奪ったイゲ。パウンドラッシュ。アギラーなんとかガードを取る。クローズドガードのアギラーに肘・パウンドを入れるイゲ。残りわずかで立ったアギラー。1Rはほぼ落としたが最後に打撃で攻めていく。ホーン。
1Rイゲ。
2R。イゲタックル。バックを狙ったがスッポ抜けて下に落ちた。アギラーパウンド連打からリバース・クルスフィックス。しかし反転してイゲが上を取る。アギラーガードから三角。さらに腕十字。外して上四方になったイゲ。ハーフに移行。パウンドで削るイゲ。マウント。しかしアギラーはケージを蹴って上を取り返す。アギラーインサイドからパウンド。イゲはガードで凌ぐのみ。ホーン。
2Rアギラー。
3R。打撃戦。イゲタックルに入るが潰され下に。すぐ立った。右を打ち込むイゲ。イゲの右がビッグヒットしアギラーケージ際まで後退。イゲパンチから膝。さらにボディブロー。飛び膝！アギラーグロッキーながらも打ち返す。出ようとしたところにイゲのアッパーをもらった。前に出たイゲにタックル。倒したがスクランブルで立つイゲ。またパンチを入れるともつれるように倒れたアギラー。すぐ立った。イゲもう少しで倒せそうだが無理はしないか。タイムアップ。
29-28×2、29-27の3-0でイゲが4連勝。
パンチで上回ったイゲ。2Rにグラウンドでポイントを失ったのと、最後にKOできなかったのが、今後上を目指す上では物足りないか。
