格闘技徒然草

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UFC on ESPN4:第1試合・ドミンゴ・ピラーテ vs. フェリペ・コラレス

バンタム級

ピラーテは昨年のコンテンダーシリーズで勝利し11月にUFCデビュー予定だったが負傷欠場。1年以上のブランクを経て仕切り直しのデビュー戦となる。MMA8勝1敗。コンテンダーシリーズで勝利したヴィンス・モラレスは先にUFCデビューしここまで1勝2敗。

コラレスは2月に地元ブラジルでブラジル人同士のUFCルーキー対決でMMA初黒星を喫した。後半スタミナ切れで、タックルを全く切れなくなり完敗。チーム・ノゲイラ所属のグラップラー

組んだコラレスがスタンドでボディロックし、ケージに押し込みながら膝を入れていく。テイクダウンされないよう耐えているピラーテ。かなり時間を使ったが正対に成功。引き剥がした。コラレス右ミドルからタックルへ。受け止めたピラーテだが、コラレスまたボディロックして膝を入れていく。テイクダウン成功。レッグドラッグハーフからサイドに。残り1分。サイドで押さえ込みながら肘・パウンドを入れるコラレス。ピラーテ下からキムラ狙い。腕十字へ。外したコラレスインサイドから強烈なパウンド連打。立ったピラーテにまた投げを狙う。ピラーテ、マットに片手をついてた状態で顔面に膝を入れられ抗議するが、その状態で顔面膝は有効。ホーン。

1Rコラレス

2R。コラレスタックルからケージに押し込み膝を入れる。ピラーテはキムラに捕らえてそのまま投げて上を狙うがコラレス立った。しかしピラーテがスタンドでバックに。正対したコラレスが逆にテイクダウン。マウントを狙ったがピラーテまたキムラ狙いから上を取り返す。立ったコラレスのバックに回ったピラーテ。テイクダウンし、コラレスの立ち際にパンチ連打を打ち込むとまた押し込む。肘を入れて離れた。コラレスのタックルにニンジャチョークを狙ったピラーテだが、コラレス外すとなんと一本背負いへ。きれいには投げられなかったが上を取った。ピラーテのガードからの腕十字を外すとまたパウンドを落とす。ホーン。

2Rコラレス

3R。ピラーテがタックルに。コラレスギロチンを狙うがケージに押し込まれる。脇をくぐってスタンドでバックに回ったピラーテ。そのまま後方に引き込み四の字バック。チョーク狙い。アゴの上から絞めるが浅い。反転しようとするコラレスだがピラーテはしっかりバックキープし回らせない。しかしフィニッシュの体勢も遠い。10-8がついたとしても判定で勝てない。コラレス、背中についているピラーテにパンチを入れる。残り1分。チョークの体勢が不十分なピラーテ。コラレスはバックのピラーテにパンチラッシュを打ち込む。タイムアップ。

3Rは10-8ピラーテの可能性があるが…。

29-28コラレス、29-28ピラーテ、29-28コラレス。スプリットでコラレス勝利。

ピラーテに29-28をつけたジャッジは1,2Rどちらに入れたのか不明。ピラーテはやはり3Rバックキープするよりフィニッシュを狙うべきだったか。

追記:割れたのは2R。メディアのジャッジはほぼピラーテを支持。

Felipe Colares def.  Domingo Pilarte :: UFC on ESPN 4 :: MMA Decisions