格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

UFC on ESPN5:オッズ/予想と展望

コルビー・コビントン 1.44
ロビー・ローラー 2.85
ジム・ミラー 1.57
クレイ・グイダ 2.55
ジョアキム・シウバ 3.10
ナスラット・ハクパラスト 1.40
トレヴィン・ジャイルス 1.61
ジェラルド・マーシャート 2.45
スコット・ホルツマン 1.31
マ・ドンヒョン 3.65
ダルコ・ストシッチ 1.71
ケネディ・エンジーチュクー 2.20
ミッキー・ガル 2.05
サリム・トゥアリ 1.80
アントニーナ・シェフチェンコ 1.63
ルーシー・プディロヴァ 2.40
ジョーダン・エスピノ1.91
マット・シュネル 1.91
ローレン・マーフィー 2.45
マラ・ロメロ・ボレラ 1.61
クラウディオ・シウバ 1.22
コール・ウィリアムス 4.17
ミランダ・グレンジャー 2.60
ハンナ・ゴールディ 1.48

当初はロシア・ソチで開催予定だったが、結局正式発表されないまま、アメリカでの開催に変更。出場選手もほぼロシア感なしのメンツに。しかしなぜか開催時間はロシアのプライムタイムに合わせたアメリカでは昼間の時間で、日本では深夜~早朝の開催。

メインはウェルター級元暫定王者のコビントン vs. 元王者のローラーの対戦。コビントンは昨年6月の暫定王座決定戦でRDAを破りタイトルを獲得したが、9月のウッドリーとの王座統一戦が負傷で行えなかったためにスピード剥奪されている。冷たい仕打ちではあるが、ウッドリーの欠場期間を考えると、もともと暫定王座制定自体が不要で、単にイベントの箔付けのために組まれただけという印象だった。コビントンは暫定王座戦以来の復帰戦。

元王者のローラーだが、王座陥落後は3年で3試合しか行っておらず1勝2敗。ただし、対戦相手の都合やイベント自体のキャンセルなどで試合が飛んだ不運な面もある。前回はベン・アスクレンのUFCデビュー戦での対戦で、豪快なスラムとパウンドでアスクレンをかつてないほど追い込み、最後は決まっていないブルドッグチョークをレフェリーの誤審でストップされての敗退で、負けはしたもののイメージは落ちていない。

レスラーのコビントンはテイクダウンからの押さえ込みでドミネイトするスタイル。唯一、柔術家のデミアン・マイア戦のみ、自らはタックルを仕掛けず、マイアのタックルを切り続けて勝利した。

これまでレスラーと対戦して、テイクダウンは許しても塩漬けにされたことはないローラー。コビントンは5Rあってもタックルを仕掛け続ける無尽蔵のスタミナは持っているが、ローラーの打撃をずっとしのぎ切ることができるかどうか。最初の3Rまでコビントンペースならフルラウンド逃げ切ることはできそうだが。

コビントン判定勝ちと予想。

セミは大ベテランのジム・ミラーとクレイ・グイダの懐メロ対決。ともにランキングからは離れたポジションになっているが、ミラーは4連敗で引退危機となった後、チャールズ・オリヴェイラに敗れただけで2勝1敗。2勝はいずれも1R一本勝ち。しかし相手のレベルが下がっただけという気も。

グイダもライト級に復帰してからはチャールズ・オリヴェイラに敗れただけで3勝1敗。3勝の相手はいずれもUFC(&WEC)のキャリアが10年以上の大ベテラン(エリック・コク、ジョー・ローゾン、BJペン)。今回もまたレジェンド級との対戦に。

どちらも同じくらい衰えていて、どちらが勝つか読めない。

第1試合開始は3日深夜25時(4日午前1時)。速報します。