格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

RIZIN.21:浜松大会12カード発表。

▼68.0kg契約 RIZIN MMAルール 5分3R ※ヒジあり
朝倉未来(日本/トライフォース赤坂)
ダニエル・サラス(メキシコ/BONEBREAKERS TEAM)

朝倉兄が地元の東海地区でメイン級のカードに登場。サラスのメジャークラスの実績は、2015年にTUFラテンアメリカ2に出場するも、一回戦でオラシオ・グティエレス(準優勝し、UFC本戦では石原夜叉坊に1RKO負け)にスプリット判定負けした試合のみ。朝倉同様、フェザー~ライト級を主戦場としている。朝倉はすでに4月大会にも出場が決まっており、弱くはないにせよ、連戦への支障がなさそうな適度な実力の持ち主との試合に。

▼79.0kg RIZIN MMAルール 5分3R
マルコス・ヨシオ・ソウザ(ブラジル/ボンサイ柔術
ファルコ・ネト(ポルトガル/Kleber Team)

地元の地元、浜松のボンサイ柔術所属のヨシオ。地元枠での起用だが、相手がMMA11勝10敗と微妙な実力。前回、Bellatorバーミンガム大会に出て1Rで秒殺負けしているのが唯一のメジャーの実績。ヨシオはK太郎戦でMMAへの適正に問題を露呈(35歳なので今後飛躍的に強くなるとも思えず)したのでこれくらいの相手がちょうどいいのかもしれないが。

▼61.0kg契約 RIZIN MMAルール 5分3R ※ヒジあり
ビクター・ヘンリー(米国/UWF USA)
金原正徳(日本/リバーサルジム立川ALPHA)

日本人バンタム級トップの金原がRIZIN初参戦。UFCをリリースされた後すぐに参戦するものと思っていたが、本人はあまりモチベーションが上がらなかったようで、KNOCK OUTでキックルールの試合を2試合した他、DEEPで2試合したのみ。いきなり日本人キラーのヘンリーとの対戦となるが、35歳からの2年のブランクはどう出るか。勝てば序列的には金原>ヘンリー>元谷となり、RIZINバンタム級トップ5に入る。ヘンリーとは一昨年QUINTETで対戦し、金原が一本勝ちしている。

▼120.0kg契約 RIZIN MMAルール 5分3R
ロッキー・マルティネス(グアム/スパイク22)
関根シュレック秀樹(日本/ボンサイブルテリア

こちらも地元浜松のシュレック。警察官を辞め、MMA無敗でONEに参戦したが、全くいいところなく3試合連続1RKO負け。同時期に巌流島に出場し、3勝1敗の成績を残している(ただし、本来認められていない絞め・関節技が許された特別ルール)。DEEPメガトン級王者マルティネスが相手というのは厳しい。

▼61.0kg契約 RIZIN MMAルール 5分3R ※ヒジあり
金太郎(パンクラス大阪稲垣組)
加藤ケンジ(K.O.SHOOTO GYM/3POUND)

ともに初参戦。金太郎はパンクラス3位、地元浜松の加藤は修斗環太平洋10位。あくまで地元枠での起用だが、内容次第では継続参戦のチャンスもあるか?

▼61.0kg契約 RIZIN MMAルール 5分3R ※ヒジあり
井上直樹(日本/Serra Longo Fight Team)
トレント・ガーダム(豪州/Tiger Muay Thai&MMA

UFCファイター井上直樹が初参戦。同門の佐々木憂流迦の敵討ちで朝倉海と対戦したいと言っているが、練習では佐々木より強いのだろうか。同門なので対戦することはないから、実際の所どうなのか気になる。

ガーダムは昨年8月のRIZINでビクター・ヘンリー相手に健闘していたが後三角で一本負けした選手。地味に強いだけに、初戦としては美味しくない相手。完勝すればすぐトップ戦線に入っていけるが。

▼66.0kg RIZIN MMAルール 5分3R ※ヒジあり
ヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン/ORION FIGHT CLUB)
カイル・アグォン(グアム/スパイク22)

パンクラスフェザー級2位のカイル・アグォンが山本家のコネでRIZIN参戦。フェザー級だと今のところレギュラー選手は朝倉未来しかいないが、地味なので朝倉戦が組まれる可能性は低そう。相手のケラモフはアゼルバイジャンの未知強。MMA14勝3敗で現在10連勝中。昨年11月にBellatorの前座で22勝23敗の相手に1RKO勝ちしているが、ここまで相手の実力が不明なので、蓋を開けてみないとわからない。

▼120.0kg契約 RIZINキックボクシングルール 3分3R
実方宏介(日本/真樹ジムAICHI)
酒井リョウ(日本/レンジャージム)
▼57.0kg契約 RIZINキックボクシングルール 3分3R
竹内賢一(日本/TenCloverGym世田谷)
直也(日本/VERSUS)
▼60.0kg契約 RIZINキックボクシングルール 3分3R
ヘンリー・セハス(ボリビア/ブラジリアン・タイ)
SEIDO(日本/LARA TOKYO)
▼70.0kg契約 RIZINキックボクシングルール 3分3R
憂也(日本/魁塾)
康輝(日本/キングムエ)
▼59.0kg契約 RIZINキックボクシングルール 3分3R
戸塚昌司(日本/C'rush)
大澤匡弘(日本/STRIKEs GYM)

地方RIZIN名物ジモキック。

追加は4~5試合とのこと。地方興行感がかなりある中で、ヘンリー vs. 金原のようなガチカードが追加されることを期待したい。