格闘技徒然草

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UFC256:第4試合・ヘナト・モイカノ vs. ラファエル・フィジエフ

ライト級。

無敗でUFCに参戦し、UFCでも3連勝していたモイカノだが、オルテガ・アルド・チャンソンに敗れ、前戦よりフェザー級からライト級に上げている。14勝のうち、半分が一本勝ちで、半分が判定で、KO勝ちはないが、打撃も普通にでき、一本勝ちした試合でもパンチでダウンを奪ってからのチョークなどの勝利がある。が、負けた3敗はアルド・チャンソンにはKO負け、オルテガには打撃で打ち負けてタックルに入った所をギロチンに捕まって一本負けと、打撃で上回られての敗戦。

キルギスのフィジエフはムエタイがバックボーンのストライカーで、ROAD FCの100万ドルトーナメントに出場すると、重いパンチで連続KOしインパクトを残した。が、UFC初戦はバックスピンキックをもらい、まさかの秒殺KO負け。その後2戦は勝利しているが、いずれも判定で、ROAD FC時代の強烈な打撃は炸裂していない。

左の蹴りを打ち込むフィジエフ。カーフキック。モイカノはジャブを入れていく。フィジエフワンツーから左ミドル。モイカノが距離を詰めてきた。ワンツー。タックルに入るモイカノだが切られた。モイカノの右がヒット。モイカノの蹴りをキャッチしたフィジエフがテイクダウンするが、そのまま立たせる。フィジエフの左ボディからの右フックがヒット!さらに返しの左フックが入ってモイカノダウン!レフェリー即ストップ!

止められた時、モイカノは「なぜ止めた?」というジェスチャーを見せていたが、試合後立ち上がれない様子だったのでストップは妥当か。

フィジエフ、ついに本領発揮のKO勝ちで3連勝。