格闘技徒然草

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UFC on ESPN+47:第10試合・サンチアゴ・ポンジニッビオ vs. ミゲル・バエザ

ウェルター級。

ポンジニッビオは7連勝から2年以上のブランクが空き、復帰戦となった1月の試合でリー・ジンリャンにKOされ、5年半ぶりの黒星を喫した。ATT所属で、最近ではカーフキックを多用している。柔術黒帯だが、UFCでのフィニッシュ勝利はすべてKO。ブランクによりランク外に落ちているが、実力はランカーと遜色ない。

バエザはMMA10戦全勝。UFCでも3戦して全試合フィニッシュ勝利。こちらも柔術黒帯だが打撃でのフィニッシュが多く、カーフキックも良く使っている。スタンドで下がりながらのカウンターを得意としている。前戦は佐藤天戦で、1R打撃でリードし、2Rにはテイクダウンからバックを奪い、最後は肩固めで完勝。

ポンジニッビオが間合いを詰めていく。バエザケージを背負った。パンチを打ち込むポンジニッビオ。バエザが先にカーフキックを入れる。カットしていないポンジニッビオ。間合いを詰めていくが先に手を出していくバエザ。ジャブからワンツーで出たバエザ。カーフキック。逆にプレッシャーをかけ始めたバエザ。カーフキック。ポンジニッビオも出る。スリップなのかちょっとバランスを崩したポンジニッビオ。バエザの右がヒット。残り1分。カーフキックは足を浮かさずに脛を正面に向けて受けているポンジニッビオだが、インローでバランスを崩す。どんどん手数を出すバエザ。ポンジニッビオは残り10秒の拍子木からラッシュ。ケージを背負わせてパンチを打ち込む。ホーン。

1Rバエザ。

2R。圧を強めるポンジニッビオ。バエザは右を返す。カーフキックを明らかに嫌がっているポンジニッビオ。バエザの右をもらってぐらついた。タックルに入るポンジニッビオだが切られた。前に出るポンジニッビオだが打撃を入れるのはバエザ。ポンジニッビオもカーフキックを返すがバエザの右オーバーハンドがヒット。ポンジニッビオパンチで出る。ジャブがヒット。左右のパンチで出る。バエザは腕でブロッキング。ポンジニッビオのタックルは切る。ポンジニッビオ下がらず手を出す。パンチが入りバエザちょっと後退し始めた。ポンジニッビオのジャブはヒットしている。ホーン。

2Rポンジニッビオ。

3R。バエザカーフキックを入れるがポンジニッビオ下がらない。ポンジニッビオがカーフキックを蹴るとバエザちょっと嫌がった。しかしバエザもカーフを蹴り返す。削り合い。ポンジニッビオのジャブがヒットしている。バエザもジャブから右を打ち込む。お互い引かないが、ポンジニッビオが手数を出していく。右がヒット。バエザパンチを貰いだしている。攻めもやや大振りに。またカーフの蹴り合い。残り1分。足を止めての打ち合い。お互い攻める。ポンジニッビオが上回っているがバエザも手を出し続ける。最後にパンチがヒットしバエザのマウスピースが飛んだ。タイムアップ。

三者29-28でポンジニッビオ勝利。

無敗のバエザ相手に一時は劣勢に追い込まれながらもそこから盛り返した。バエザもおそらく初めて追い込まれた展開になったが、最後まで気持ちが切れずに打ち返していった。最後に上回ったポンジニッビオが激闘を制した。