格闘技徒然草

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Bellator260:メインカード第2試合・アーロン・ピコ vs. エイデン・リー

フェザー級

格下相手にスカ勝ちする能力は高いエリートレスラーのピコだが、上位相手には勝てない。現在格下相手に3連続フィニッシュ勝利中で、これが4戦目。ランキング6位。

イギリスのリーはヨーロッパ開催のBellatorで2勝1敗。アメリカでの試合は初めて。

タックルからテイクダウンしたピコ。パスするが、押さえ込みが緩んだところで立たれる。またタックルに入るピコ。リーギロチンで引き込んだ。パスして外したピコ。リーまた立った。ピコまたタックル。テイクダウン。ハーフ。リーはケージまで移動し立つ。パンチで出たリーにカウンターのタックルで倒したリー。アナコンダチョーク。タイトだが耐えたリー。ピコがバックに回ると前転スクランブルで脱出し立った。飛び膝を放つリーだがピコキャッチしテイクダウン。リーまたスクランブルでガードを取ると、ピコはスクートから飛び込んでパウンドを入れパス。うつ伏せになったリーにまたアナコンダ。外してガードを取るリー。残り30秒。ガードを割ってパスしたピコが一気に腕十字。しかしスッポ抜ける。すぐに足を掴んでヒールを狙うがゴング。

1Rピコ。

2R。パンチで飛び込むリーにカウンターのタックルでテイクダウンしたピコ。7度目のテイクダウン。さすがに倒されすぎ。ガードから亀になり立ったリー。またパンチで出たところをかいくぐったピコがタックル。テイクダウン。亀のリーにまたアナコンダ。また決まらず。ガードを取るリーをパス。亀になるリーにバックからパウンド。またガードを取りスクートに。パウンドで飛び込みサイドを取ったピコはマウントへ。が、ハーフに戻すリー。ゴング。

2Rピコ。ピコは自身初の3R目に突入。

3R。タックルで倒したピコがパウンドを打ち込むが、リーがガードを取ると立ってスタンドを要求。ブレイク。今度はリーがタックルに入るが余裕で切られる。上になったピコ。リー亀に。脇腹に膝を入れると何度目かのアナコンダ。今度は決まってタップアウト。

終始攻め続けての圧勝だが、攻め続けられる格下相手の試合ではなく、それを凌がれた時に勝てるかどうかが問われる相手とのそろそろ必要。今年からランキングを制定したBellatorだが、ランカー vs. ランカーに挑戦できないレベルの下位の選手の試合が多すぎる。別に今年から増えたわけではなく、もともとBellatorはそういう試合が多く、ランキングが制定されたことで可視化されただけだが。