格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

RIZIN.31:7カード発表。メインに斎藤裕出場も対戦相手未定。11月20日沖縄大会の開催も発表。

▼女子スーパーアトム級(49.0kg)5分3R
浅倉カンナパラエストラ松戸)
大島沙緒里(AACC

DEEPミクロ級(44kg)、JEWELSアトム級王者の大島が初参戦し浅倉カンナと対戦。ベストウェイトが階級下でキャリアも浅い大島では浅倉の相手は厳しいか。女子スーパーアトム級は海外から選手を呼べないと層が薄すぎて格差マッチになってしまう。

▼ライト級(71.0kg)5分3R
アキラ(武蔵村山さいとうクリニック/&mosh
阿部大治(HMC)

元五味の弟子のアキラが初参戦。相手はパンクラスウェルター級王者でUFCに参戦するもリリース、ONEに出場するも2連敗で、DEEPに出場しウェルター暫定王者となった阿部。ライト級での試合は初めてだが、暫定王座を獲得した時点で階級を落とすことを明らかにしていた。水抜きなし77kgリミットのONEライト級では試合をしたことがある。

▼フライ級(57.0kg)5分3R
伊藤裕樹(ネックスイチムエ)
中村優作(TEAM FAUST)

伊藤は先週のDEEPで暫定王者藤田大和に挑戦してスプリット判定負けしたばかり。怪我などはないのだろうが…。

中村優作は6月の大阪大会で北方大地と対戦予定だったが、北方が急病により当日欠場し試合が消滅している。

フェザー級(66.0kg)5分3R
中村大介(夕月堂本舗)
新居すぐる(ポテンシャル)

中村大介は昨年DEEP王者牛久にノンタイトル戦でKO勝ち。タイトル戦で組まれたダイレクトリマッチはスプリット判定負け。41歳。

コンバ王子こと新居はパンクラスでは下位ランカーだった選手で、昨年試合しておらず約2年のブランク。

フェザー級(66.0kg)5分3R
金原正徳(リバーサルジム立川ALPHA)
芦田崇宏(BRAVE)

2016年にUFCをリリース後、DEEPで顔見せ程度に試合したり、KNOCKOUTでキックルールの試合をする程度で、MMAからはフェードアウト気味だった金原が、昨年2月に再びトップ戦線に絡むためRIZINに出場したものの、ビクター・ヘンリーにKO負け。試合後に引退を表明していた。今回はフェザー級に上げての復帰戦。38歳。

元DEEP王者芦田は2019年末のBellator JAPANで平本蓮にキックルールで対戦しKO負け。次戦で萩原京平に一本勝ちしているが、その後萩原が3試合組まれる間に芦田へのオファーはなく、約1年ぶりの試合。

フェザー級(66.0kg)5分3R
白川陸斗(トライフォース赤坂)
山本琢也(パラエストラ千葉)

朝倉兄弟の盟友白川はRIZIN初戦で萩原にKO負けしたが、DEEPでの勝利を経て再度参戦すると朴光哲・青井人に連勝中。

山本はGRACHANでライト級&フェザー級2階級制覇。しかしGRACHANを主戦場としていることで、他団体トップレベルとの対戦経験はない。

▼フライ級(57.0kg)5分3R
伊藤盛一郎(リバーサルジム横浜グランドスラム
橋本薫汰(K-PLACE)

ZST王者伊藤はRIZIN1勝2敗。昨年DEEPフライ級王者神龍に一本負け後、ZSTではキックボクサー浜本“キャット”雄大のMMA2戦目で対戦しKO勝ち。

橋本はNEXUS王者。NEXUSを主戦場としているため、国内トップレベルとの対戦経験はない。7月にベテランのタイガー石井に勝ってタイトル獲得。

全面的に経費節減のラインナップ。さらに、来月20日の沖縄大会も決定。入場者数制限で5,000人規模での開催となると、このクラスの選手が増えるのか。せめてメインにタイトルマッチがあれば締まるが…。

【出場決定選手】
斎藤裕パラエストラ小岩)
スダリオ剛(PUREBRED)

斎藤裕はタイトル防衛戦を直訴したが、RIZIN.30の時点ですでに相手としては堀江しかいなかった状態で、それが今日発表されない時点で堀江戦はないのだろう。そうなるとタイトル挑戦にふさわしい選手がいるとは思えないが、どうなるか。