格闘技徒然草

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UFC269:第1試合・ジリアン・ロバートソン vs. プリシラ・カショエイラ

女子フライ級だったがカショエイラが3ポンドオーバー。

ロバートソンはUFC6勝4敗。女子フライ級立ち上げのTUFから出場し、ずっとランキングに残っていたが、現在2連敗でとうとうランク外へ。柔術黒帯で極めが強い。

打たれ強さが売りでゾンビガールのニックネームを持つカショエイラだが、打たれ強いだけでディフェンスが下手なのと、簡単にテイクダウンを取られて押さえ込まれるとリカバリーもないという穴がある。UFCデビューから3連敗したが、4度目の正直で1RKO勝ち。前回はタックルからテイクダウンで固められる展開が続いたが、2Rに入り相手が疲れて動きが止まったところにパンチをうち続け、2試合連続KO勝ち。

ロバートソンタックル。ケージに押し込むが、カショエイラ入れ替えて離れる。今度は低いタックルを仕掛けるがまた切られる。カショエイラがパンチを打ち込んでいく。タックルを仕掛けたところにアッパーがヒット。しかしロバートソンタックルでテイクダウン。ハーフ。キムラに捕らえながらパスしてバックに回る。またサイドへ。マウント。肘を顔面に入れる。ブリッジするカショエイラだがマウントが安定している。ハイマウント。パウンドを入れてS字マウントに変えて腕十字を狙ったがその瞬間に脱出するカショエイラ。しかしロバートソンすぐに飛びついて左腕を喉元に入れながらバックへ。チョーク!両足フックしパームトゥパームで絞める。残りわずかだが、がっちり入っていて耐えるしかないカショエイラ。残り1秒でタップ!

打撃で押されていたロバートソンだが、テイクダウンしたら独擅場。

カショエイラは残り時間を把握していたとは思うが、あれだけがっちり入ったら致し方ないか。