格闘技徒然草

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UFC269:第2試合・ランディ・コスタ vs. トニー・ケリー

バンタム級

ATTはのコスタは学生時代ボクシング→キック→レスリングと学びMMAデビュー。バンタム級で185cmのリーチがあり、パンチが見にくいのか、ローカル時代はデビューから4戦連続1RKO勝利で、キャリア1年で早くもUFCと契約。が、UFCデビュー戦は1勝3敗のブランドン・デイヴィス相手に打撃を効かされ、タックルを切られて亀になったところにパウンドを入れられKO負け。その後、UFC未勝利戦でまた1RKO勝ちすると、次戦も未勝利の相手に左ハイでKO勝ち。前戦はUFC2連勝中のエイドリアン・ヤネスと対戦し、1Rはジャブを当てまくって圧倒していたが、2Rに距離を詰めてきたヤネスにアッパーをもらって膝をついたところにパンチでラッシュされKO負け。27歳。

ケリーはUFC1勝1敗。プロデビューは9年前だが、6戦目で後のUFCファイターケビン・アギラーに敗れてMMA初黒星を喫すると3年のブランク。3年ぶりの復帰戦で勝利すると、昨年8月カイ・カマカ3世とのUFCデビュー戦対決でいきなりのUFCデビュー。しかし今はUFCをリリースされたカマカに対し、いいところなく完敗。前戦は下から三角で攻めるなどして判定勝ちでUFC初勝利を決めた。

ケリーが距離を詰めて行く。積極的に打撃を打っていく。コスタ下がりながらアッパー。首相撲に捕らえたケリーだが、コスタがケージに押し込みながら殴る。離れたがまたケージに押し込むコスタ。ケージ際で体勢を入れ替え合う。ケリーボディに膝。コスタ入れ替えて離れた。ケリーすぐに前に出ていく。距離が開いての打撃戦は不利と見たか、すぐに組んで押し込む。引き剥がし膝を放つコスタだが、すぐにまた組んだケリー。ケージに押し込む。ホーン。

1Rケリー。どちらがスタミナを消費しているか。コスタは1Rのホーンを聞いてから勝ったことがないが…。

2R。またすぐに距離を詰めるケリー。四つに組んでケージに押し込む。入れ替えるコスタだが、すぐにまた入れ替えて押し込んだケリー。コスタ引き剥がし離れた。遠い距離でパンチを入れていくコスタだが疲れが見える。コスタがプレッシャーを掛けていく。ケリーは蹴りを放つ。出てきたケリーに組み付いてケージに押し込むコスタ。入れ替えられず押し込まれているケリー。ケリーの方が疲れているか。しかしケリー首相撲から膝連打。ボディに入り効いたか。コスタタックルに入るがケリーが潰して上に。ハーフからパウンド、肘連打。コスタ動きがない。頭部への肘を打ち続けるケリー。動きがないコスタを見てレフェリーストップ!

ケリー3連敗からの2連勝。今回は早い段階から距離を詰めてコスタ得意の距離にさせず、スタミナの削り合いに持ち込んだ作戦勝ち。

コスタはまたも1R以内にKOできないと負けるパターンに…。