格闘技徒然草

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UFC278:第10試合・ジョゼ・アルド vs. マラブ・デヴァリシビリ

バンタム級。アルド3位、デヴァリシビリ6位。

初代UFCフェザー級王者のレジェンドアルド。フェザー級では年下のホロウェイに2試合連続KO負けしたことで格の差を見せつけられ、一時は引退も表明していたが、バンタム級に落として再起。マルロン・モラエス相手にスプリット判定負けしたにもかかわらず王座決定戦が組まれたことには物議を醸し、試合でもヤンに完敗したが、そこから3連勝。先週、レジェンドのドミニク・クルーズをKOした丸ロン・ヴェラにも勝利している。

デヴァリシビリはUFCデビューから2連敗したが(2戦目はリッキー・シモンのギロチンをタイムアップまで耐えきったが、終了後に意識が朦朧としていたことでTKO負けとされた)、そこからひたすらテイクダウンを取りまくるスタイルで7連勝。テイクダウンしても押さえ込まずにまた立たれるが、そこからまたテイクダウンすることで、1試合のテイクダウン数が2桁に乗ることもある。前回はWSOF王者マルロン・モラエスにダウンを喫したが、そこから盛り返して逆転し、UFCで初となるKO勝ち。

勝てばタイトル挑戦者争いに残ることができる一戦。

レジェンド・アルドに大歓声。

ガードを固めるアルド。様子を見ている。デヴァリシビリはバックスピンキックで牽制。牽制のジャブを放ったアルドだが、デヴァリシビリケージ際まで詰めてタックル。シングルレッグ。片足でこらえたアルド。デヴァリシビリ離れた。ローの蹴り合い。両者警戒している。パンチで飛び込んだデヴァリシビリがそのままタックルへ。シングルレッグ。放してパンチを入れると離れる。離れ際に押されてスリップダウンしたデヴァリシビリ。スタンドに。アルドのボディがヒット。残り1分。またケージ際に詰めたデヴァリシビリだが、アルドが府rす仕返すとワンツー。さらに飛び蹴り。ホーン。

1R打撃のヒットでアルド。

2R。ワンツーを入れたデヴァリシビリ。ステップしながらサイドキック、ローと手数を出す。そしてタックルへ。しかしケージでこらえるアルド。ケージに押し込んだデヴァリシビリが膝を入れていく。アルドはブレイク待ちだが、デヴァリシビリが手を出し続けているので止めない。自ら離れたデヴァリシビリ。ボディを入れたアルド。デヴァリシビリまたタックル。ケージでこらえるアルドだが、デヴァリシビリまた押し込みながら膝を入れていく。離れ際に左フックを出したアルド。またタックルで押し込むデヴァリシビリ。会場ブーイングだが、押し込みでコントロールしているしているのはデヴァリシビリ。離れた。デヴァリシビリタックル。がぶったアルドだが、デヴァリシビリすぐ立って離れる。アルドロー。また詰めていくデヴァリシビリ。パンチからまたタックル。離れ際にパンチを入れたデヴァリシビリ。バック肘からタックルへ。これも切るアルド。ホーン。

2Rデヴァリシビリ。

3R。デヴァリシビリすぐタックル。しかし離れた。右を打ち込むデヴァリシビリ。アルドちょっと受け気味でケージを背負っている。デヴァリシビリはタックルのプレッシャーをかける。パンチから組もうとしたがある土くませず引き剥がした。またケージを背負うアルド。テンカオを出した。デヴァリシビリは細かい打撃を出し続けている。アルドはちょっと口が開き気味。アルドから出て組んだが引き剥がすデヴァリシビリ。デヴァリシビリまたタックル。押し込ませず引き剥がしたアルドだがその先の攻めがない。逆にパンチで出るデヴァリシビリ。クリーンヒットはないがアルド防戦一方。ちょっと疲れたか。ワンツー、バックブローを放つデヴァリシビリ。アルドは単発のパンチを出す。デヴァリシビリタックル。切ったアルドだがデヴァリシビリはパンチを入れて離れるとまたタックルへ。そして膝を打ち込む。ボディロックから投げ。こらえるアルド。また投げる。こらえる。さらに投げて膝を着かせた。クリーンテイクダウンではないがスタンドバックの体勢になる。ボディに膝を入れるデヴァリシビリ。アルド耐えるのみ。残り5秒で放した。タイムアップ。

29-28×2、30-27の3-0でデヴァリシビリ勝利!これで8連勝。

タックルを一度も許さなかったアルドだが、デヴァリシビリは切られても押し込んで優勢の場面を作り、アルドの体力を削っていった。