格闘技徒然草

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UFC279:ハムザト・チマエフが7.5ポンドの大幅オーバーで計量失敗。メイン3カードがシャッフルされ、ネイト vs. ファーガソン、チマエフ vs. ホランドに変更。

メインでネイト・ディアスと対戦する予定だったハムザト・チマエフが計量で7.5ポンドオーバー。計量失敗時にも悪びれることない様子を見せており、噂によれば、前日夜もレストランで延々と飲み食いしていたとのこと。

ネイトはキャッチウェイトを受け入れない意向で、UFCはこれを受けてメインカードをシャッフル。セミでリー・ジンリャンと11年ぶりのウェルター級戦を戦う予定だったトニー・ファーガソンがネイトと対戦し、ハムザト・チマエフはセミ前の180ポンドマッチに出場予定だったケビン・ホランドと対戦。チマエフとホランドは前日記者会見のバックステージで乱闘しており、記者会見が中止になっている。

割りを食ったのはリー・ジンリャンで、計量では170ポンドでクリアしたものの、180ポンド契約でホランドと対戦予定だったダニエル・ロドリゲスと対戦することになってしまった(ただし、ロドリゲスも本来はウェルター級の選手)。

もともと人気先行で組まれたマッチメイクだったが、直前でゴタゴタが発生。スター候補生だったチマエフの大幅オーバーはどうしたことか。たとえ勝ったとしても、UFCとしてはこれからチマエフを押すことは出来ないだろう。