格闘技徒然草

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UFC280:第6試合・マフムート・ムラドフ vs. カイオ・ボハーリョ

ミドル級。

ムラドフは中央アジアウズベキスタン出身で、アブダビとは(地球規模で見れば)近い。ボクシングからコンバットサンボに転向。UFCデビューから3連続KO勝ち。メイウェザーのマネジメントで、メイウェザーは世界最強の選手と評価していたが、前戦ではグラップラーのジェラルド・マーシャート相手に2Rからパンチを貰うようになり、バックを奪われチョークで一本負け。

ボハーリョはコンテンダーシリーズ上がりで、UFCデビューデビューから2戦続けてセミに抜擢されていたが、2戦とも同じくらいのキャリアの相手に判定勝ちで、今回は普通にプレリム登場。4月・7月に続いて3ヶ月インターバルで半年で早くも3戦目。ポジションをキープして攻めるグラップラー

両者警戒して距離が遠い。パンチを一発入れたムラドフ。右がヒット。ボハーリョカーフキック。ジャブを突いたボハーリョ。前蹴り。タックルで飛び込んだボハーリョ。テイクダウン。ハーフで押さえ込んだ。パウンド・肘。ガードを取ったムラドフ。下から蹴って立ち上がろうとしたが、すぐに上になったボハーリョがマウント!反転してバックになったボハーリョ。前に落ちながら腕十字を狙ったが抜かれた。ムラドフパウンド。ボハーリョ足関を狙うがムラドフ離れた。ガードに入るムラドフ。ガードの中で密着したままパウンド。最後に強いパウンドを落とすが足で阻むボハーリョ。グラウンドでの蹴りが顔に入ったのか?レフェリーにアピールしたムラドフだがホーン。

1Rボハーリョ。

2R。また両者距離を取っての牽制が続く。ボハーリョが飛び込んだところでムラドフ逆にタックル。ボハーリョギロチンに抱えると、後方に投げて上を取る。ハーフからマウントへ。反転して上を取り返したムラドフ。ボハーリョのガード。密着したままパウンドを入れるムラドフ。ケージまで移動し立とうとするボハーリョだが、ボディロックして立たせないムラドフ。残り20秒でギロチンを狙おうとするボハーリョだが、抱えるだけ。しかしまた後方に投げて上になった。ホーン。

2R上になっていた時間の長さではムラドフ。しかし押さえ込むだけで攻めが少なかった。

3R。まだ元気なボハーリョ。打撃を出していく。間合いが遠い。タックルに入ったボハーリョだが切られた。逆にムラドフがタックルへ。ボハーリョまたギロチン。また後方に回転させて上になると、そのままマウント。ブリッジしてハーフからガードまで戻したムラドフだが、背中を付けてしまっているムラドフ。下から蹴って離そうとしたムラドフだがボハーリョ離れない。ボハーリョ上キープに徹する。なんとか引き剥がそうとするムラドフだがしつこく食らいついていくボハーリョ。担ぎパスの体勢からパウンドを入れタイムアップ。

30-27×2、29-28の3-0でボハーリョ勝利。

UFCデビューから3連勝としたボハーリョだが、内容的にはギリギリで、ランカークラスとはまだ差がありそう。

ムラドフは連敗。下になると簡単にポジションを許しすぎる。