格闘技徒然草

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UFC281:第3試合・マイケル・トリザーノ vs. チェ・スンウ

フェザー級だったがトリザーノの体重オーバーによりキャッチウェイトに。

無敗が集められたTUFで優勝し、無敗中の無敗となったトリザーノ。が、UFC本戦デビュー戦でグラント・ドーソンにチョークで一本負けし、初黒星を喫した。ここまで2勝3敗で、現在2連敗中。前戦の相手はUFCデビュー戦のルーカス・アウメイダで、1Rにダウンを奪ったが、2R・3Rにダウンを奪い返されKO負け。初のボーナスとなるファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞したものの、次も負けて3連敗でTUF後の6試合を終えることになると、そのままリリースの可能性が高くなる。

韓国のスンウはUFCデビューから2連敗し、そこから3連勝したが、その後また2連敗。バックボーンはムエタイのストライカーで、フェザー級でリーチが189cmもある。キャリア10勝のうち、6試合がKOでの勝利。

いきなり両者の左が相打ちになりダブルノックダウン!両者ともにすぐ立ち上がりまた撃ち合いになるが、お互いダメージがある。スンウ飛び込んだが、パンチがかすめたのか後方に倒れた。トリザーノパウンドを入れる。スンウ立ち上がり首相撲から肘を入れ離れる。トリザーノが出ていく。スンウ圧されて下がりながらパンチを返す。スンウのワンツーにパンチを返したトリザーノ。スンウのワンツーがヒット。出ていくトリザーノ。ジャブ。スンウの左が入りトリザーノぐらついた!トリザーノすかさず詰めてパンチで追い打ちをかけるが、トリザーノ組んでしのぎ離れた。両者タイミングが合っていてパンチがヒットしている。スンウ出たところにトリザーノの左のカウンターがヒットし仰向けにダウン!トリザーノのパウンド連打!KO!

両者ダウンの応酬から、残り10秒を切ったところでトリザーノが左を打ち込みKO。そこまではややスンウがリードしていたかに思えたが…。ファイト・オブ・ザ・ナイト級の激闘だったが、トリザーノは体重オーバーのため、賞金獲得の資格なし。