格闘技徒然草

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PFL2024#1:メインイベント・アンテ・デリヤ vs. ワレンティン・モルダフスキー

ヘビー級リーグ戦。元RIZINファイター対決。

クロアチアのアンテ・デリヤは2018年のRIZIN.10に参戦(当時の表記はアンデ・デリア)。ミルコの弟子という触れ込みで判定勝ちしたが地味な試合ぶりで二度と呼ばれず。PFLには2019年から出場し、21年準優勝、22年は優勝し100万ドル獲得。昨年は初戦欠場、2戦目で判定勝ちしたが決勝進出のポイントに届かなかった。33歳。

ヒョードルの弟子モルダフスキーはRIZIN旗揚げ戦から参戦。2年目の無差別級GPでは準々決勝でアリアックバリに判定負け。その後Bellatorに戦場を移し、ヘビー級暫定王座を獲得するが、ライアン・ベイダーとの統一戦では僅差判定負け。昨年は3月にリントン・ヴァッセルに1Rマウントからの肘でKO負け、8月にスティーブ・モウリーに判定勝ち。最終ランキングは2位。32歳。

右をヒットさせたデリヤ。詰めて左右のパンチをヒットさせたが、モルダフスキーのローブローがありタイムストップ。すぐ再開。再開後モルダフスキーがプレスしてきた。ケージを背負うデリヤ。パンチを貰い一瞬背中を見せたデリヤ。急に弱気になっている。デリヤすぐケージを背負う。モルダフスキーがパンチ連打。デリヤ頭を抱えて固まる。そこにモルダフスキーのパンチ・ヒザの連打。レフェリーぼーっと見てたがストップ。

モルダフスキー1RKOで6点獲得。

序盤は圧を掛けていたデリヤ、ローブローからの再開後に急に弱気になり、一方的な展開に。

  1. (B)ワレンティン・モルダフスキー・6点
  2. (B)オレグ・ポポフ・5点
  3. (B)ダニエル・ジェームス・5点
  4. (P)デニス・ゴルツォフ・4点
  5. (B)セルゲイ・ビロステニー・3点
  6. (N)ブラゴイ・イヴァノフ・0点
  7. (B)リントン・ヴァッセル・0点
  8. (B)スティーブ・モウリー・0点
  9. (B)マルセロ・ゴルム・0点
  10. (P)アンテ・デリア・0点

ヘビー級はロシア人4人が全員勝利。モルダフスキー6点、ジェームス・ポポフ5点、ゴルツォフ4点、ビロステニー3点。2試合目の1勝のみでも1Rフィニッシュなら勝ち上がりの可能性がありそうな星勘定。