格闘技徒然草

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UFC on ESPN+98:セミファイナル・アレクサンダー・ヘルナンデス vs. デイモン・ジャクソン

フェザー級だったがヘルナンデスが1.5ポンドオーバー。

ヘルナンデスはライト級でいきなりベニール・ダリウシュを破りランカーとなったが、その後は戦績が振るわずランク外に。ライト級だと体格的に不利なため、フェザーに落としたものの、そこでも体格負けしている状態で、ここまで2戦して0勝2敗。そのうえ今回は体重オーバーもしてしまった。バックボーンはレスリングのストライカー。31歳。

ジャクソンは10年前の2014年にUFCと契約したが、未勝利のまま2016年にリリース。2020年に再契約すると、最初の6戦で5勝1敗(1敗の相手は現王者のトプリア)。ランカーのダン・イゲと対戦するチャンスを得たが2RKO負け。前戦はヘルナンデスにも勝っているビリー・クアランティーロに後半盛り返されての判定負けで2連敗となり、ランキングが遠のいた。こちらもレスリングの経験があるが、22勝中15の一本勝ちがあるグラップラー。35歳。

飛び込んで右を入れたヘルナンデス。飛び込んでワンツー。左ミドル。ジャクソンカーフキック。もう一発。前蹴り。ヘルナンデスのカーフをキャッチしたジャクソン。バックについてスタンドバック。正対したヘルナンデス。右を入れて離れる。飛び込んでワンツーを入れるヘルナンデス。入ってくるところにパンチを合わせるジャクソン。左ミドル。キャッチしたジャクソンがそのままタックルに入りケージ押し込み。シングルレッグを狙いつつヒザを打ち込む。ダブルレッグに切り替えてクラッチ。抱え上げてテイクダウン。残り10秒でレッグマウントにして殴るが、ヘルナンデス立った。ホーン。

1Rジャクソン。

2R。飛び込んでパンチを入れるヘルナンデス。ジャクソンワンツー。前蹴り。プレスしてきたジャクソン。ケージ際を回るヘルナンデスにカーフキック。飛び込んできたヘルナンデスに左を当てる。ジャクソンが詰めてミドルをヒット。手数を増やしてきたヘルナンデス。飛びkむと常に連打を入れる。が、またプレスされケージを背負ったところでジャクソンタックル。ダブルレッグで倒した。胴をクラッチしてディフェンスするヘルナンデス。クラッチが切れたところで立とうとしたヘルナンデス。追いかけて背中に乗ったジャクソン。チョークを狙うが時間がない。放して背負われた体勢から殴るジャクソン。ホーン。

2Rジャクソン。

3R。ヘルナンデスのワンツーがヒットしジャクソンダウン!パウンド連打。立とうとして亀になったジャクソンのバックに回る。上になりマウント。肩固めの体勢になるが外れた。反転して立ったジャクソン。ヘルナンデスのタックルを切ってバックに回ったジャクソン。両足フックしてバックマウント。体を伸ばされた。パウンドを入れるジャクソン。ヘルナンデス尻を浮かせて前に落とそうとする。落ちて逆にバックを取ったヘルナンデスだが、ジャクソンタックルへ。ケージでこらえるヘルナンデス。テイクダウンをねらうというより時間を使っているジャクソン。残り1分。ヘルナンデス入れ替えたが時間がない。残り5秒で離れてパンチの打ち合い。タイムアップ。

30-27ヘルナンデス、29-28ジャクソン、29-28ジャクソン。スプリットでジャクソン勝利。

連敗を止めたジャクソン。

ヘルナンデス、3Rは逆転のチャンスを掴んだが及ばず、フェザー級3連敗。