格闘技徒然草

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UFC300:第3試合・ジェシカ・アンドラージ vs. マリナ・ロドリゲス

女子ストロー級。アンドラジ4位、ロドリゲス6位。

アンドラージは2019年にローズ・ナマユナスのタイトルに挑戦し、スタンドでキムラを狙うナマユナスをリフトして頭からマットに叩きつけてKO勝ちで王座獲得。しかし3ヶ月後の中国大会でジャン・ウェイリーにヒザからのパンチ連打で42秒KO負けし、王座から陥落した（在位112日はUFC史上4番目に短い）。階級をフライ級に上げ、2戦目でシェフチェンコのタイトルに挑戦するも2RKO負け。その後はフライとストローを行ったり来たりしながら、どちらでもランキングをキープしているものの、どちらも勝ったり負けたりになっている。3連敗していた前戦では、柔術世界王者のマッケンジー・ダーンを2RでKOし連敗を止めた。32歳。

ロドリゲスはUFC7勝3敗2分け。負けた相手は元王者カーラ・エスパルザ、アマンダ・レモス、ビルナ・ジャンジロバ。一時王座挑戦圏内に入っていたが、連敗でややランキングを下げていた。前戦はミシェル・ウォーターソン・ゴメスに2R肘・パウンドの連打でKO勝ち。ムエタイがバックボーンのストライカー。36歳。

長身・リーチで勝るロドリゲスが距離を取りジャブを入れる。アンドラージカーフキック。飛び込んで右を入れるロドリゲス。ワンツー。ロドリゲス前蹴りを出したがスリップダウン。上を取ったアンドラージが鉄槌。サイドで押さえ込むとパウンド。ロドリゲスがガードに戻すとアンドラージ立った。回転しながらパスを狙う。ハーフに。パスしてサイド。残り1分。下からホールドするロドリゲス。下からダースチョークに入るが抱えているだけで放した。パウンド・鉄槌を入れるアンドラージ。ホーン。

1Rアンドラージ。

2R。ロドリゲスがパンチをヒットさせていく。右が顔面にヒット。詰めてくるアンドラージにパンチを入れる展開。アンドラージ出ていくが間合いに入れない。飛び込んで右を出したが届かず。バックステップしながら右を入れる。ワンツー。詰めるアンドラージだが手を出すに至らない。詰めたところにロドリゲスが首相撲。離れるとまた距離を取り、アンドラージの間合いに入る前にワンツーをヒットさせる。打たれながらも詰めていくアンドラージ。飛び込んで出る。ケージを背負ったロドリゲスだがサークリングした。またケージまで詰めたロドリゲスだが首相撲で凌ぐ。しｋしケージに詰めて右を入れるアンドラージ。顔面をパンチが捕らえている。嫌がって逃げようとするロドリゲス。また首相撲。ホーン。

2R前半ロドリゲス、後半アンドラージ。アンドラージのラウンドか。判断が割れそうなラウンド。

3R。ロドリゲスバックブロー。パンチからヒザ。ロドリゲス下がらずにパンチを入れていく。ワンツー。アンドラージパンチを出すがまだ間合いの外。ロドリゲスパンチ3連打からハイ。しかしアンドラージ足をキャッチしてテイクダウン。上を取るアンドラージ。ロドリゲス下から蹴って離すと立った。立ち際にパンチを入れたアンドラージ。ロドリゲスの飛び膝をキャッチしてシングルレッグに入ったアンドラージだが、ロドリゲスニンジャチョーク。外したアンドラージ。ロドリゲス詰めてパンチを入れる。残り1分。アンドラージ詰めていくがロドリゲス距離を取りつつパンチをヒットさせる。しかしカーフキックでバランスを崩したロドリゲス。詰めるアンドラージがパンチを入れるがタイムアップ。

3Rも微妙。最後のアンドラージのカーフからのラッシュが印象を残したか？

29-28ロドリゲス、29-28アンドラージ、29-28アンドラージ。スプリットでアンドラージ勝利。

3Rは三者アンドラージで、割れたのは2R。ロドリゲスは1Rのスリップからラウンドを取られたのがもったいなかった。