格闘技徒然草

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UFC301:第7試合・カロリーナ・コバルケビッチ vs. ヤスミン・ルシンド

女子ストロー級。コバルケビッチ13位。

コバルケビッチはUFCデビューから3連勝で、11ヶ月での王座挑戦という、今回のメインエルセグと同じ抜擢をされていたが、同国人のヨアンナ・イェンジェイチックに判定負けでタイトル獲得ならず。2018年からは5連敗していたが、そこから復調し4連勝中。ランキングにも復帰した。バックボーンはキック・クラブマガ。女子ストロー級2番目に年長の38歳。

ルシンドは逆に女子ストロー級最年少ファイターで22歳。UFCデビュー戦は判定負けしたが、そこから2連勝中。一時フライ級に上げていたが、前戦からまたストローに戻している。前戦がストロー級での初勝利だったが、2R肩固めで勝利すると、早くもランカーとの対戦が組まれた。

オッズはノーランカーのルシンドがフェイバリット。

飛び込むルシンドにジャブを合わせたコバルケビッチ。下がりながら右フックを入れたルシンド。前に出ると左右のフックがヒット。コバルケビッチが左右のパンチ連打で前に出てきたが、四つに組み止めたルシンドは首を抱えるとケージに押し込んでヒザを打ち込む。ようやくギロチンが外れたが、ルシンドは脇を差してケージに押し込み腹にヒザを入れる。ようやく引きはがした。コバルケビッチがパンチで出たが、ルシンドがカウンターのタックルでテイクダウン。マウント。残りわずかで腕十字を狙ったが、時間がないと見てパウンドに切り替えた。ホーン。

1Rルシンド。

2R。前に出るコバルケビッチ。パンチを入れるが左右のフックを返すルシンド。詰めたコバルケビッチだがそこにパンチを貰う。前に出ているが、パンチを当てているのはルシンド。ボディ・顔面にパンチを打ち込む。出たところで腹にテンカオをヒットさせたルシンド。飛び膝。コバルケビッチ、前に出ても打芸をもらう展開で手詰まり。ホーン。

2Rルシンド。

3R。詰めたコバルケビッチを組み止めたルシンド。ケージに押し込む。ダブルアンダーフックから足をかけてテイクダウン。立ったルシンド。下から足関を狙ったコバルケビッチ。そのまま立ってスタンドに戻る。ルシンドパンチからタックルに入りスタンドバック。背中に乗った。しかし降りる。時間を使うルシンド。コバルケビッチは背中のルシンドにヒジを入れる。正対したいができない。足関を狙ったがスカされて下に。ハーフで固めたルシンド。コバルケビッチがガードに戻すと付き合わずにすぐに立ち上がる。スタンド。出ていくコバルケビッチだがルシンド下がりながらバックスピンキック。左右のフックがヒット。動きが止まったコバルケビッチにさらにパンチをヒットさせてタイムアップ。

三者ともフルマークでルシンドがランカーのコバルケビッチを下す。