格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFC on FOX26:オッズ/予想と展望

ロビー・ローラー 1.63
ハファエル・ドス・アンジョス 2.20

リカルド・ラマス 1.53
ジョシュ・エメット 2.50

サンチアゴ・ポンジニッビオ 1.57
マイク・ペリー 2.35

グローバーテイシェイラ 1.65
ミーシャ・サークノフ 2.15

ヤン・ブラホヴィッチ 2.65
ジャレッド・キャノニア 1.47

ジュリアン・マルケス 1.37
ダレン・スチュワート 2.90

チャド・ラプリス 1.67
ガロー・ボファンド 2.10

ティム・エリオット 1.36
ピエトロ・メンガ 2.95

ジョン・マクデッシ 2.25
エイブル・トゥルージロ 1.61

アレッシオ・デ・キリコ 1.74
オルワレ・バンボゼ 1.95

ジョーダン・メイン 1.63
エリック・シウバ 2.20

ノーディン・タレブ 1.65
ダニー・ロバーツ 2.15

カナダで開催の地上波FOXイベント。いつもはもっとローカルに密着した感じのあるカナダ大会だが、今回はメインカード4試合には地元カナダの選手はなし。
メインはウェルター級の前王者ロビー・ローラーとライト級の元王者RDAの対戦。勝者が次期タイトル挑戦者になる可能性が高い。ジョニヘンとの接戦を制しタイトルを獲得すると、ローリー・マクドナルドとの歴史に残る死闘、さらにカーロス・コンディットとも壮絶な試合を演じたローラー。打たれても引かずに毎回激闘となるローラーだが、タイロン・ウッドリーとの防衛戦では1Rにパンチを効かされ12年ぶりのKO負け。約1年のブランク開けで、今年7月のドナルド・セラーニとの対戦では、接戦ではあったがタイトルを防衛していた頃に比べると余力を残した内容だった。単に相性なのか、スタイルチェンジなのか。
相手のRDAも同じく昨年7月に1RKO負けでタイトルから陥落。再起戦で現暫定王者のトニー・ファーガソンに判定負けで連敗すると、ウェルター級に転向した。ライト級でも小さめな身長173cm・リーチ178cmの体格だが、初戦ではタレック・サフィジーヌにスタンドの打撃戦で上回り危なげなく勝利。
2戦目は2メートルのリーチを誇るニール・マグニーで、この試合でRDAのウェルター級での適性が試されるかと思ったが、1Rにテイクダウンするとあっさり肩固めで一本勝ち。これはラッキーな部分もあったか。さすがにローラー相手に同じ展開になるとは思えない。
今度こそRDAがウェルター級でどれだけできるのかが問われる試合になるか。打撃の破壊力で上回るローラーに対し、RDAはテイクダウンから寝技で攻めるにも、テイクダウンは簡単には取れなさそう。ローラーの判定勝ちと予想。
セミ前には同じウェルター級で屈指のストライカー対決。アルゼンチンのポンジニッビオは現在5連勝中で、うち3試合がパンチによるKO勝利。コート・マッギーとグンナー・ネルソンはともにキャリア初のKO負けだった。ペリーはUFC5戦で4勝1敗。この4勝以外にも、キャリアでの11勝すべてがKO勝利という倒し屋。倒してきた相手のレベルではポンジニッビオが上だが、ペリーはまだ底知れない実力がありそうなので楽しみ。
第1試合開始は17日朝6時。速報します。