格闘技徒然草

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UFN132:第3試合・マット・シュネル vs. 井上直樹

フライ級。

TUF24のフライ級タイトル挑戦者決定トーナメントに出場したシュネル。優勝したエリオットに敗れたものの本戦デビュー。しかし階級上の試合もあり2連敗。前回はTUFラテンアメリカに出場したマルコ・ベルトランに判定勝ちしてUFC初勝利を挙げている。

井上直樹は昨年のシンガポール大会でのUFCデビュー戦以来の試合。その後、9月の日本大会で試合予定だったが負傷欠場。1年のブランク明けとなる。姉の魅津希以外、プロの練習相手がいない環境でここまで強くなり未だ無敗だが、このままの環境でUFCでも勝ち上がれるのか。

パンチを打ち込んでいくシュネル。井上距離を取りジャブ。シュネルはロー。右を打ち込んだ井上だがかわされてシュネルの右をもらう。右を入れた井上。打撃戦が続く。3分。ジャブをついていく井上。シュネルの連打。ちょっともらった井上だがすぐ打ち返す。シュネルは強打を出してくるので当たれば怖い。ホーン。

五分の打撃戦だが、印象ではシュネルの方がいい。

2R。またジャブを出していく井上。ヒットはしている。シュネルは右ロー。井上のジャブはヒットしているが大きなダメージは与えていない。2Rも打ち合いのみであっという間に残り1分。そのまま打撃戦が続く。ホーン。

このラウンドもヒット数はほぼ五分。後はジャブの井上とシュネルの強打のどちらが評価されるかだが。

3R。シュネル打撃からタックルに。切った井上が逆にタックルに。シングルレッグ。しかし倒せず。ケージに押し込んで膝を入れる井上。離れた。井上のジャブ、右がヒット。シュネルの右をもらった井上。少し体勢が崩れたが立て直した。井上の左がヒット。井上右ミドルから右ストレートを入れた。微妙なままタイムアップ。

判定割れた29-28、28-29、29-28の2-1でシュネル勝利。

3Rずっと明確に取れたラウンドがないのに展開を変えなかった。