格闘技徒然草

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UFN137:第7試合・ルイス・エンリケ vs. ライアン・スパン

ライトヘビー級。

エンリケはUFC2勝3敗で、KO勝利よりも一本勝ちの方が多いというのがヘビー級ファイターにしては珍しかったが、今回からライトヘビー級に落とす。まだ25歳。

マーク・ゴビアーと対戦予定だったが、ゴビアー負傷欠場によりアメリカのスパンが代役でUFCデビュー。スパンは今年6月のコンテンダーシリーズで勝利してUFC参戦を決めた。昨年のコンテンダーシリーズではカール・ロバーソンにわずか15秒でKO負けしたが、その後ローカル団体LFAでタイトルを獲得し、2度目のチャンスをものにした。

パンチを入れていくスパン。組み付きたいエンリケだが組み付けない。ジャブが顔面に入り鼻血を出すエンリケエンリケタックル。切られた。またパンチを打ち込むスパン。エンリケタックルでテイクダウン。しかし蹴り離され立たれた。すぐまたタックルに入るエンリケ。スパンギロチンに。喉元に腕が入っている。立って外したエンリケエンリケが大振りのパンチを出していくがスパンの右をもらった。エンリケ大振りのフックを空振りするが、スパンが出てきたところにカウンターのタックル。テイクダウンしたがホーン。

1Rスパン。打撃ではスパンが優勢なのでエンリケはなんとか組み付きたい。

2R。四つ組みからテイクダウンを狙うエンリケだが倒せず。ちょっとスローダウンしてきている。ボディロックからテイクダウンを狙ったが、倒され際に入れ替えられて下に。エンリケ立つとシングルレッグで倒して上を取った。インサイドからパウンドを落としていくエンリケ。ハーフからギロチンを仕掛けるが、スパンに上を取り返される。パスされてもギロチンを離さず、スパンはヴォンフルーチョークに。入ってない。スパン今度はアナコンダチョーク。外れたが上になりパウンドを落とす。肘連打。ホーン。

2Rもスパンか。終わった後立ち上がるのもしんどそうなエンリケ

3R。エンリケまたタックルで押し込み尻クラッチからテイクダウン。スタミナ切れでロヘロ状態のエンリケにテイクダウンを取られるスパンのレベルもやや疑問。完全に口が開いたままのエンリケ。スパン亀に。反転するとあっさり下になってしまうエンリケ。肘を落としたスパンが肩固めのセットアップ。エンリケもはや返す元気もない。亀になり立とうとするが立たせないスパン。残り1分。脇腹に膝を打ち込むスパン。残り10秒で両者立って打撃戦。タイムアップ。

30-27×2、29-28の3-0でスパンが今日の海外勢で初勝利。ただレベルは低かった。