格闘技徒然草

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UFN140:第3試合・ラウレアノ・スタロポリ vs. ヘクター・アルダナ

ウェルター級。
UFCデビューとなる、地元アルゼンチン3人目のUFCファイターストロポリ。25歳でMMA7勝1敗。勝利はすべてフィニッシュしてのもの。

メキシコのアルダナは2015年のTUFラテンアメリカ2のキャスト。TUFで敗退した後UFCでの試合はなく、3年のブランク(公式戦は4年半ぶり)を経て今年6月にUFCデビューしたが、中国のソン・ケナンにKO負け。しかし1Rはケナンの蹴りをキャッチしてテイクダウンするなど優勢だった。

地元選手の登場にテンションのギアが上がる観客。両者ガード無視で打ち合い。肘が当たった際にアルダナの左まぶたをカットしてドクターチェック。再開。パンチで猛攻するスタロポリ。やはりディフェンス無視だがパンチは当たっている。ハイキックを放った際にバランスを崩しスリップダウンしたがすぐ立った。打ち合いでホーン。

1Rスタロポリ。2R開始前に再度アルダナの左目をチェック。カットだけでなく左目下が腫れてる。

2R。1Rよりは慎重なスタロポリ。パンチで飛び込む隙を伺う。パンチで出てバック肘を打ち込んだがかわされ組まれる。離れた。スタロポリのパンチがヒットし、また左まぶたからの出血が始まるアルダナ。アルダナこのラウンドは手が出ていない。スタロポリも様子見。観客が拍手で煽る。ホーン。

2Rスタロポリ。3R開始前にまたアルダナのドクターチェック。続行。

3R。パンチを打ち込むスタロポリ。右オーバーハンドがヒット。スタロポリ、パンチから左ミドルで出てまた回転肘を打ち込む。スタロポリがパンチで先手を取る展開。アルダナは出てきたところに返すが、手数に差がある。打たれてケージまで下がったアルダナ。ホーン。

判定三者フルマークでスタロポリが地元でのUFCデビュー戦を勝利で飾る。

1Rこそ入れ込みすぎてガード無視での打ち合いをしてしまったが、2R以上は落ち着いて攻めていた。