格闘技徒然草

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UFC on ESPN+20:第5試合・アレックス・ホワイト vs. ラファエル・フィジエフ

ライト級。

UFC4勝5敗とギリ生き残っているホワイト。連敗中だった前戦はUFC0勝1敗のダン・モレット相手にケージでテイクダウンを耐える展開での判定勝ち。バックボーンはボクシング。幼い頃にガソリンを誤飲し声と聴覚に障害が残っている。

キルギスのフィジエフはムエタイからMMAに転向すると、無敗のままROAD FCの100万ドルトーナメントに出場。2試合連続KO勝利で予選を突破し、台風の目となるかと思われたが、拳の負傷により本戦出場はならず。4月のロシア大会でUFCデビューを果たしたが、マゴメド・ムスタファエフのバックスピンキックでダウンを喫しパウンド連打でまさかのKO負け。MMA初黒星を喫した。

プレスするフィジエフ。ホワイトが飛び込むところにパンチを合わせていく。強烈なロー。左右のパンチ・ミドルをすべて全力で打ち込む。フィジエフのパンチがヒットしホワイト後退。ケージを背負う。前に出てこさせないフィジエフ。ホワイトがタックルに来ると首と腕を抱えて膝連打を打ち込む。離れた。ホワイト出るがフィジエフの右フックがヒット。ホワイトもワンツーをヒットさせたがすぐプレスしていくフィジエフ。ホワイトタックルから押し込み。フィジエフは首相撲から肘を入れて離れる。ホワイトのタックルを切ると首を抱えて膝を打ち込むフィジエフ。放した。ホワイトはちょっと手詰まり感。タックルで出るが切られる展開が続く。ホーン。

1Rフィジエフ。

2R。圧を強めるフィジエフ。ホワイトにケージを背負わせるとパンチを打ち込む。ホワイトタックル。ケージに押し込むが、フィジエフ引き剥がした。また出ていくフィジエフ。ホワイトのシングルレッグを切るとボディへ膝。さらに左右のボディブロー。ホワイトのタックルを切りパンチを入れるフィジエフ。ずっとプレッシャーを受け続けているホワイトが消耗してきた。フィジエフも若干ギアを落とした印象。ホワイトのハイをスウェーでかわす。ホーン。

2Rフィジエフ。

3R。前に出ていくフィジエフ組むとテイクダウン。初めてグラウンドの攻防に。ホワイトのガード。密着していたフィジエフだが、立ち上がりスタンドへ。ローを蹴るフィジエフ。ホワイトは飛び込んで組み付くが引き剥がされる。フィジエフロー連打。またプレスしていく。ホワイトのタックルは受け止める。離れ際に肘。タックル→切られるを繰り返すホワイト。フィジエフもスタミナがきつそうだが、気合を入れるとパンチで出ていく。ホワイトタックル。切られた。タイムアップ。

29-28、30-27×2の3-0でフィジエフがUFC初勝利。フィニッシュには至らなかったが、タックルをすべて切って危なげなく完勝。