格闘技徒然草

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UFC on ESPN+20:第4試合・エンリケ・バルゾラ vs. モフサル・エフロエフ

フェザー級

TUFラテンアメリカ2ウィナーのバルゾラ。レスリング、ルタ・リーブリがバックボーンで、UFCでの6勝はすべてテイクダウンから押さえ込んでの判定勝ち。カイル・ボクニエクとケビン・アギラーには判定負けしており、ここまでUFCデビュー以来8戦連続判定決着。

ロシアのエフロエフはMMA10戦全勝・M-1バンタム級王座を獲得しUFCと契約。5月のロシア大会でUFCデビューすると、ムイン・ガフロフの代役で同じくUFCデビューとなるチェ・スンウと対戦。ひたすらタックル→テイクダウンで攻めて判定勝ち。8月の中国大会にも出場予定だったが、対戦相手の負傷欠場で流れている。

両者打撃戦。ステップしてジャブを入れていく。右を打ち込むエフロエフ。エフロエフがパンチからタックルつなげてバックに回る。腕を首に巻いたがバルゾラ立って正対し外すと離れる。パンチで出たエフロエフがケージに押し込みテイクダウン狙い。離れたバルゾラがパンチで攻める。しかしエフロエフはパンチから流れるようにタックルにつなげてバックに回る。膝をついて座った体勢のバルゾラにバックからパウンド。ホーン。

1Rエフロエフ。

2R。パンチを打ち込むバルゾラにエフロエフタックル。スタンドでバックに回ったが引き剥がしたバルゾラ。エフロエフワンツー。間合いを詰めていく。ケージ際に下がらせたところでタックルへ。ケージを使ってこらえるバルゾラ、エフロエフの背中に垂直肘を落としたが、レフェリースルー。テイクダウンしかけたエフロエフだがバルゾラが立って離れる。出てくるバルゾラにアッパーを入れたエフロエフ。バルゾラ下がらない。パンチから組もうとして引き剥がされたエフロエフが離れ際にパンチをヒットさせるとが、打ち終わりに右を打ち返したバルゾラ。しかしエフロエフはまたパンチからタックルにつなげてスタンドでバックに回る。寝かせようとするがバルゾラ立ち上がり正対。離れた。今度はバルゾラがケージまで詰めてタックル。持ち上げてスラム。レッグマウント。ハーフから肘、パウンド。ラッシュするバルゾラ。ホーン。

最後のラッシュの印象は良かったが、やはりエフロエフのラウンドか。

3R。出てくるバルゾラ。パンチからタックルにつなげたが、逆にシングルレッグに入ったエフロエフ。放した。エフロエフがパンチをヒットさせる展開。パンチから流れるようにタックル。がぶって切ったバルゾラ。片手を床についているエフロエフ。バルゾラ脇腹に膝を入れたが離れた。打撃戦でバルゾラが飛び膝を出したが、足の甲が急所に入りタイムストップ。再開。パンチで出るバルゾラにエフロエフタックル。切られたが離れ際にパンチを入れる。スタンドで手数を出すエフロエフ。タックルからバックに回ろうとするが回らせないバルゾラ。しかし時間が過ぎていく。タイムアップ。

29-28×2、30-27の3-0でエフロエフ勝利。

エフロエフ、パンチからよどみなくタックルにつなげるのがONEのクリスチャン・リーのよう。UFC2戦目で6勝2敗の中堅ファイターに完勝した。