格闘技徒然草

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UFC on ESPN+20:第7試合・ムスリム・サリコフ vs. ラウレアノ・スタロポリ

ウェルター級。

散打で5度の世界王者になっているキング・オブ・カンフーことサリコフ。UFC初戦はテイクダウンされチョークであっさり一本負けしたが、その後は2試合連続KO勝ち。

スタロポリは昨年行われた初の地元アルゼンチン大会でUFCデビューし判定勝ち。2戦目は元タイトル挑戦者のベテランチアゴ・アウベスに距離を取っての打撃を打ち込み、テイクダウンされても立ち上がって判定勝ちで2連勝。

じわじわ出るサリコフ。スタロポリが下がって距離を取り、なかなか間合いに入らない。サリコフの右ハイ。バックキック。スタロポリもハイを返す。間合いが多く、両者とも相手の攻撃を見てから対処できてしまってガードされる。間合いを詰めるサリコフも、スタロポリが手を出すと下がって距離を取る。サリコフのバックスピンキックは空振り。スタロポリもバックスピンキック。ホーン。

1R僅差。

2R。サリコフのバックスピンキックがヒット。スタロポリもバックブローで回る。サリコフのハイがヒット。間合いが狭くなってきた。スタロポリの蹴りをキャッチして倒したサリコフだが、スタロポリ立って離れる。ミドル、ローを入れるサリコフ。スタロポリのローに合わせてパンチを打ち込んで倒したサリコフ。グラウンドに行かずにパンチを打ち込む。スタロポリ立った。間合いを詰めたサリコフ。右が入り頭を抱えてガードを固めるスタロポリ。サリコフラッシュ!なんとかガードして凌いだがサリコフまた出る。右がヒット。ホーン。

2Rサリコフ。

3R。追い込まれたスタロポリが出てきた。サリコフがクリンチしたが離れる。スタロポリ下がらない。右がヒット。タックルに入るがサリコフ切る。下がらずパンチで出るスタロポリ。バックブローを放つがガードの上。逆に組み付いたのはサリコフ。テイクダウンを狙うがケージでこらえたスタロポリ。肘で引き剥がすと左ボディがヒット。また左ボディ。サリコフはバックスピンキックをボディに入れる。ちょくちょく時計を見るサリコフ。残り2分。手を出していくスタロポリ。サリコフはボディにサイドキック。パンチの打ち合いでタイムアップ。

30-26×2、29-28の3-0でサリコフ勝利。

10-8ついたのは2Rか。前半リードしただけに、3Rはリスクを回避して倒しに行かなかったように見えた。