格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFC85情報

メインに出場のチアゴ・アウベスが1.8kgオーバーで計量失敗。キャッチウェイトでの対戦に。
http://news.livedoor.com/article/detail/3673883/
マーティン・カンプマンインタビュー。
http://news.livedoor.com/article/detail/3673883/?p=2
マァ☆ティンはターレス・レイチに唯一の黒星をつけているが、膝靱帯断裂で1年半ぶりの試合。

★戦極第三陣予想

結局、試合前日にラドウィックの試合中止が発表。そりゃ無理だろう。もっと早く諦めておけば良かったのに。

<第一試合 ライトヘビー級>
高橋和生(日本/フリー)
ファビオ・シウバ(ブラジル/シュート・ボクセ・アカデミー)

え、これが第1試合?と思ったが、カードを見てみたら、日本人絡みではこれが一番派手になりそうか。外国人対決では盛り上がらないし。
高橋はパンクラスではオモロ枠として、安定した成績は残せなくても、勝っても負けても豪快で観客を楽しませるファイトをやってきた。が、メジャーで同じように「豪快に殴ってKOしたり豪快に殴られてKOされる」ことをやろうとして、「豪快に殴られてKOされる」ことしか出来ていない。だいたいボブチャンチン相手に「俺がタックルに行っても誰も喜ばないでしょ?」なんて言って相手の土俵で戦って勝てるわけがない。相手の土俵を避けても勝てない相手なのに。
今回、相手のファビオはわりとパンクラスレベルに近い選手なので、かつてのスリリングで面白い高橋の試合が見られるかもしれないという期待はあるが、もしファビオ相手に何も出来ず一方的に殴られて負けるだけの試合しかできないなら、もうメジャーは諦めてパンクラスIGFに専念した方がいいだろう。
ファビオKO勝ち。

<第二試合 ライト級>
ホドリゴ・ダム(ブラジル/アライアンスBJJ)
ジョルジ・マスヴィダル(米国/アメリカントップチーム)

どちらも間違いなく強い選手ではあるが、どっちがどれだけというとわからない。vs五味という点で考えたら、マンバに一本勝ち、雷暗暴にKO勝ちしているダムに期待する。
ダム判定勝ち。

<第三試合 ヘビー級>
チェ・ム・ベ(韓国/チーム・タックル)
マーシオ・“ペジパーノ”・クルーズ(ブラジル/グレイシーフュージョン

ペジパーノが手堅くチョークで勝ちそうだが、ムベは実力的にもキャラ的にも重宝されそう。

<第四試合 ミドル級>
菊田早苗(日本/GRABAKA)
クリス・ライス(英国/チームトロージャン)

3R4分59秒での一本勝ちは無理だろう。1Rに極めて勝つか、判定になるか。まともな相手とはずっとやっていないが、力はどれくらい維持できているのだろう。ライスが相手では上手く測れないが。
いくらなんでも、このレベルで負けてしまうようならあまりにも情けない。1R肩固めで菊田。

<第五試合 ウェルター級>
ニック・トンプソン(米国/フリースタイル・アカデミー)
マイケル・コスタ(ブラジル/シュート・ボクセ・アカデミー)

コスタはキャリアも浅いし、旗揚げ戦では発揮できなかったトンプソンの本領が見たい。トンプソン打撃でKO。

<第六試合 ミドル級>
三崎和雄(GRABAKA)
ローガン・クラーク(米国)

ローガンは若くて(23歳)活きがいい選手のようだが、どれくらいのレベルなのかはまだ未知数。しかし三崎はそうそう負けはしないだろう。判定が多かった三崎だが、秋山戦で自信をつけたのか変わりつつある(ファイトスタイル自体はあまり変わってないが)。今回も特にモチベーションが上がるような相手ではないが、きれいに一本勝ちできるか。
ローガンは背が高くてやりにくそうでもあるので、三崎の判定勝ちで。

<第七試合 ヘビー級>
藤田和之藤田事務所
トラビス・ビュー(米国/エリート・パフォーマンス)

普通に藤田が負けそうな気が・・・。過去の藤田のキャリアでビューくらいの中堅と戦ったのはトンプソン戦くらいか。あの試合は打たれてフラフラになりながらの逆転KO勝ちだったが、今となって思うとトンプソンが打たれ弱かっただけかもしれない。藤田も37歳で衰えもあるだろう。一方ビューは意外に若くてまだ30歳。後半はスタミナの差で押さえ込まれて負けそう。藤田が勝つとしたら一発KOで。

<第八試合 ヘビー級>
吉田秀彦(吉田道場)
モーリス・スミス(米国/The Alliance)

現行の総合ルールではほとんど一本負けをしたことがないモースミ(コナンとの再戦のみ)。もっとも、極めが強い選手との試合自体があまりないが。モースミと言えば、キックの世界でトップを取った選手で、初めて総合でも成功したパイオニアである。単に打撃系の選手が通用したというだけでなく、トップに立つほど打撃をどっぷりやった選手でも、総合に転向して成功できたという前例を作ったのは大きい。ただし、モースミはミルコのようにタックルを切ってスタンドを維持すると言うファイトスタイルではなく、わりと腰は軽くて簡単にテイクダウンされるけどガードで凌いで相手のスタミナ切れを待つタイプ。ファイトスタイル自体が前世紀仕様で、仮に年齢が若かったとしても厳しい。吉田にとっては一本勝ちして当然の相手。一本取れなくても、テイクダウンと押さえ込みは簡単にできそうだから、まず取りこぼしはないだろう。
吉田腕十字。
改めて見ると、第2試合のダムvsマスヴィダル以外楽しみなカードがない・・・一般的にはこのカードだって需要がなさそうだし。1,2陣で指摘されていた煽りVの冗長さが改善されていることを切に願う。
PPV実況します。