次戦については、１１月のＰＲＩＤＥ（ＧＰ決勝戦）のワンマッチか、１２月のＫ−１ＧＰ決勝大会のスーパーファイト出場を希望。対戦相手については「一番戦いたいのは、クロコップだ」と、両団体でトップファイターとして活躍するミルコの名を挙げた。隣にいたシュルトのコーチも「シュルトには、ミルコの左ハイキックは届かない」と断言。シュルトは、ミルコとの対戦について「Ｋ−１でもＭＭＡ（ミクスド・マーシャル・アーツ）でもいい」と団体を問わない姿勢を見せた。
シュルトがホーストの代役で出ないのは、試合の一日前にオファーを出されても選手のことを考えてマネジャーが断った可能性もあるな、ということに気がついた。まあそれ以前に開幕戦のメンバーから漏れてる時点で冷遇されているのは間違いないが。そのシュルトがミルコに挑戦を表明。あと2週間早ければ、ドスJr.の代わりに挑戦できたかも？
K-1ルールならさすがにミルコが勝つと思うが、総合ならシュルトにも勝つチャンスが出てくると思う。ミルコにとってはやりにくい相手だろう。が、11月のプライドでミルコがヘビー級王者になってしまったら、対戦するチャンスはなくなりそうだ。
シュルトはパンクラスや大道塾のキャリアは長いが、グローブ着用の総合やK-1の試合経験は、実はそんなに多くない。年齢的にも脂がのっている時期なので、あまり相手にこだわらず、もっと試合をして経験を積んでほしい。
