元ＩＢＦ世界ヘビー級王者が「Ｋ−１ ＷＯＲＬＤ ＧＰ決勝」（１２月６日、東京ドーム）に名乗りを挙げた。１１日大阪でのＧＰ開幕戦で反則負けしたフランソワ・ボタ（３５＝南アフリカ）が２３日、Ｋ−１に同大会のリザーブ戦への出場を直訴した。当初は他のカードを検討していたＫ−１側も、ボタの希望を受けてホーストらを対戦相手の候補に調整を始めた。実現すれば、リザーブ戦がＫ−１史上に残る大一番になる。
K-1戦績1戦1敗、19秒しか戦ったことがないボタが、補欠戦に出るのはおかしい。全く話にならない・・・はずが、「本人の強い希望ということもあり調整はしてみるつもりです」なんてコメントを出してしまうのが谷川新体制。強い希望だったら、他の選手も持ってるはず。
まあ、ボタvsホーストが実現するなら、GPそっちのけで盛り上がるカードだとは思うが。やはり異分子ボタの相手は、正統派キックボクサーのホーストが一番対立概念がはっきりしていていい。とはいえ補欠戦がGPを食ってしまうのは不味いし、やっぱりボタはおとなしくスーパーファイトに出すべきではないだろうか。
