格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★11/30両国大会全カード決定

第1試合 前田良朗vsバレット・ヨシダ
第2試合 三崎和雄vsジェイク・シールズ
第3試合 ロン・ウォーターマンvsジミー・アンブリッツ
第4試合 郷野聡寛vsニルソン・デ・カストロ
第5試合 國奥麒樹真vs芹澤健市
第6試合 ネイサン・マーコートvsヒカルド・アルメイダ
第7試合 菊田早苗vs近藤有己

いつもはカード発表の早い(たいてい1ヶ月前には発表されてる)パンクラスだけに、今回は遅れたと言っていいだろう。ビッグマッチの割になかなかカードが聞こえてこなくてやきもきさせたが、「遅れた割には」の注釈付きではあるが、そこそこのカードとなった。ビッグマッチで全7試合はやや寂しい感じもするが、そこは数見の演武と計4回の国歌吹奏でカバー(?)。最後に発表されたカードは三崎vsシールズとウォーターマンvsアンブリッツ。それぞれマニア向けにはなかなかのカードだ。
ジェイク・シールズは昨年の修斗NK大会で桜井”マッハ”速人を破り、一躍脚光を浴びた選手。今年8月の横文では菊池昭に勝ち、マッハ戦の勝利がフロックでないことを証明した。他のランカーが試合をしないのにも助けられ、ついにランキング1位。ミドル級は王座が空位なので、事実上のトップである。2位中尾との王座決定戦が期待されていたが・・・。
外国人ということで、修斗的にはパンクラス出場は問題ないのだから、これが修斗に上がらないことを意味しているわけではないかもしれない。だが、ひとつ疑問なのは、修斗のミドル級が-76kgなのに対し、パンクラスは-82kgだということ。なぜウェルター級(-75kg)にしなかったのだろう。パンクラスでは重い階級の方がチャンスが多いので、それに合わせたのだろうか。
もう一試合、ウォーターマンvsアンブリッツも注目カード。アンブリッツは5月の新日・アルティメットクラッシュではジョシュに一方的に負けはしたが、それまでは無敗。ダン・ボビッシュに勝ったこともある。大会場にふさわしい、豪快なファイトが期待できそうだ。