格闘技徒然草

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★第5試合 桜井“マッハ”速人vsミルトン・ヴィエイラ

会場にはルミナの姿も。
組み付いてからキレイに投げてテイクダウンを奪うマッハ。しかしミルトンも意外に足が利く。下から十字や三角を仕掛け、マッハをひやりとさせる。スタンドの打撃はミルトンはたいしたことがないのだが、マッハも危なっかしい。ミルトンの跳びヒザがヒットしかける場面も。1R後半、ミルトンがテイクダウンを奪うが、インサイドから頭を下げたままこつこつパンチを打つのみで、上のミルトンだけに「膠着を誘発させた」ことでグリーンカード(?)が提示される。ミルトンの跳びヒザを潰してマッハが上をとった状態で1R終了。
2R、ミルトンがタックルでテイクダウン。上からコツコツパンチ。パスガードされるが、その瞬間に立ち上がり、スタンドへ。組んで外掛けテイクダウンするマッハ。一度はパスガードからマウントを奪いラッシュをかけるも、ミルトンにガードに戻される。この辺からミルトンがスタミナ切れとなり、引き込むのみになる。マッハは上からパンチや踏みつけなどで攻めるが、一本を奪うまでに至らず。
判定3-0でマッハ勝利。
2Rはスタミナ切れのミルトンをマッハが圧倒していたので妥当な判定だったが、それまでは決して圧倒したわけではなかった。マッハ、「完全復活」にはほど遠い内容。ミルトンの柔術系タックルに2度もテイクダウンを取られたのが特にいけない。ミルトンもなかなかいい選手だったが武士道レベルではなく、この相手に圧倒できないならマッハもこれ以上は厳しいと思う。打撃に対しての反応が悪いのも気になった。相手が予定通りブスカペなら負けていたと思う。逆に、ミルトンは相手が上山だったらいい試合をしていたのでは。