格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★9/22後楽園大会

SAMURAIのニアライブで観戦。
井口はようやく修斗初勝利。ヒールキャラも映えていて、これから修斗で異色の存在として重宝されそう。解説の三次は嫌いみたいだったが。
山本篤vs肌ィ郎は両者持ち味を出し尽くした好勝負。最終ラウンドに山本がマウントを奪うなどして明確にポイントを取ったが、あとは微妙かなと思ったので、30-27をつけたジャッジがいたのは驚いた。
ルミナがスタミナ切れではないのにグラウンドで完璧に支配され一本負けをするのを初めて見た。相手が若い選手ではなく、体力負けでないところが逆に限界を感じさせてしまった。このカードはルミナのタイトル挑戦へ向けた格下との調整マッチくらいの扱いで組まれていたが(ルミナ自身は全くそうは思っていなかっただろうけど)、門脇はルミナとの対戦に相当気合いが入っていた。日本人だとルミナ戦で実力以上のものを出してくるのでルミナにとっては厳しい。これがカリスマの宿命か。
リマはとにかく勢いで向かってくる。打撃が入っているのに効いた素振りを見せない。川尻vsメレンデスのような激しい打撃戦。3R、さすがに動きが落ちたリマだったが、タックルに切り替え確実にポイントを稼いで勝利をもぎ取った。
判定試合が多かったがどれも熱い試合だった。が、メインだけは熱くなりきれず。両者距離を取った打撃に終始してしまった。1Rにマモルの二度金的で減点1。2Rにはミドルでボディを打たれた漆谷が背中を向けて逃げる場面が何度か見られた。それ以外にポイントを挽回する場面はなかったのでマモルの勝ちはないと思ったが、結果は反則がなくてもフルマークで漆谷に。パンチでマモルの顔面がかなり腫れていたので、そこが評価されたのだろう。ランキング1位vs2位の対戦だったが、二人とも王者BJとは対戦したばかりのため、即次期挑戦試合とは行かない模様。BJは11月の代々木で一階級上のミゲール・トーレスとの対戦を熱望。修斗で階級違いの対戦はあまりノレないが、BJにとっては燃えられる相手がバンタムにいないということか。
他にはリオンvsトイカツの環太平洋王座決定戦、中蔵vs遠藤の環太平洋王座戦も組まれる。中蔵vs遠藤はそのまま世界王座決定戦でも良さそうなカードなのだが。
今回はPRIDE失業組(川尻・石田・青木)が出るかと思ったが、契約で出られないのか、純修斗のメンバーのみで勝負するようだ。