格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★ジョー・ドークセンvsエド・ハーマン

テレルの代打・ドークセンは、8月のフィリオWECデビュー戦でタイトルマッチの相手になったのが記憶に新しい。体のでかさと腰の重さが印象に残っている。チームクエストのハーマンはその昔パンクラスに参戦し、三崎に肩固めで敗れている選手。この二人は3年前に一度対戦し、その時はドークセンが一本勝ちした。
ドークセンが金網に押しつけテイクダウンを狙うが、ハーマンは堪えると逆に足をかけてテイクダウン。ドークセンのガードへ。しかし自ら立ち上がるエド。パンチの打ち合い。ドークセンがタックルに行くが、エドは堪えたまま顔面にパンチを入れていく。パンチをもらったドークセンは引き込み。鼻血が出ている。インサイドから殴っていくエド。起きあがりまた倒そうとするドークセンだが、逆に下になってしまう。エドはマウント。なんとかガードに戻すドークセン。インサイドからパンチ・肘を入れているところでブザー。予想外に一方的な展開になっている。
パンチで出ていくエド。パンチの撃ち方は様になってない。組み付いて外掛けテイクダウン。ドークセンのガード。両者攻め手無くブレイクがかかる。エド、ちょっと疲れてる?パンチに勢いがない。投げてテイクダウンを狙うが、ドークセンに堪えられて初めて下に。バックにつくドークセン。仰向け状態でチョークを狙う。エドは反転し逆にバックに。ドークセンはバックを取られた状態からエドの足をつかみ膝十字。浅い。抜けた。ドークセンの亀。エドはバックについてパウンドを入れる。ガードに戻すドークセン。残りわずかでドークセンが三角に捕らえる。そのまま腕を伸ばす。が、ブザーに救われる。時間があれば極まっていただろう。
二人ともスタミナを消耗している。エドがスローモーなスタンドの打撃戦。左のフックが顔面を捕らえて後方にダウンするドークセン。パウンドを落としにいったエドだが、レフェリーが止めた。
終盤はややグダグダだったが、エドがリベンジに成功。UFCではこれで2連敗後3連勝となった。