http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/081021/crm0810211242021-n1.htm
大麻を乗用車内に隠し持っていたとして、警視庁池袋署は大麻取締法違反（所持）の現行犯で、アメリカ国籍の総合格闘家、エンセン井上（本名＝イノウエ・エンセン・ショウジ）容疑者（４１）を逮捕した。
大相撲の大麻騒動で世間の目が厳しくなっているのに、格闘技界でも逮捕者が。大麻パーティ疑惑が出ていた義弟のKIDは、これでますます黒に見られるだろう。
記事中には「修斗ヘビー級王座にまで上りつめたが、１１年に傷害事件を起こし、王座を返上し、ライセンスの無期限停止処分となった。」とあるが、この時は警察沙汰にはならず、トラブルの相手とも示談が成立している。Wikipediaでも、その後に起こした週刊誌記者に対する暴行事件が原因で王座返上になったとされているが、これは別の事件である。王座返上は９９年、週刊誌記者への暴行は００年３月。最初のトラブル→ライセンス停止の時には、暴力を振るったことを反省していたのだが。
暴行トラブルはこれだけではない。過去にはこんな話もあった。
■エンセン井上に賠償命令
http://d.hatena.ne.jp/lutalivre/20041222#1103715512
格闘家エンセン井上（３７）に暴行、脅迫され、車や現金などを奪われたとして、千葉県市川市のイベント企画会社「イーフォース・ジャパン」社長らが約３５００万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、千葉地裁の小林正裁判長は２２日、井上に約２７００万円の支払いや車の引き渡しなどを命じた。
そして今回は大麻。「アウトサイダー」では場内警備をして、会場の不良の暴走を止めていたエンセンだったが、不良よりもまず自分の更生をするのが先だったのでは。
