格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFC93

カードはこちら。
http://news.livedoor.com/article/detail/3979159/
メインはダンヘンvsフランクリンのライトヘビー級戦。勝者はTUFのコーチになるという噂も。もう一人のコーチはマイケル・ビスピン。ビスピンも元々はライトヘビーだが、現在はミドル級。ダンヘンはミドルとライトヘビーを行ったり来たりしているが、フランクリンは前回からライトヘビーに転向したばかり。場合によっては勝者ではなくヴァンダレイ・シウバがコーチになる可能性もあるとか。
今回は王者が絡まないTUF。王者アンデウソンが英語をしゃべれないからしょうがないか。
セミはショーグン復帰戦。PRIDEベテラン選手の敗退が続いているが、ショーグンはMMAの進化についていけているだろうか。この試合でそれを測りたいところだが、相手が44歳のコールマンでは参考にならないか。対戦相手のコールマンは44歳で初のライトヘビー級戦に挑む。PRIDEでのヒョードル戦以来、ブランクは2年以上。UFC殿堂入りファイターだが、今回は咬ませ犬的な扱いなのが気の毒。レジェンド扱いであまり厳しい相手とじゃなくてもいいと思った。怪我で流れてしまったが、レスナー戦というのはいいマッチメークだったのだが。レスナーが王者になってしまった今ではもう組めないし。
デニス・カーンUFCデビュー戦の相手をつとめるのはアラン・ベルチャー。2年前のUFC初参戦では、同じく初参戦だった岡見に判定負けしているが、次の試合では現戦極ミドル級王者のジョルジ・サンチアゴにKO勝ちしている。その後は勝ったり負けたりで、UFCではタイトルまでは絡めない位置にいるファイター。カーンのセンセーショナルなデビューに期待したいが、秋山戦・ムサシ戦で、下馬評で有利と言われていた試合を落としているので心配。武士道時代は良い所ばかりが出すぎていたのかもしれない。この試合でカーンの現在の実力が再査定されそう。
前回のダンヘン戦でテイクダウンに難があると発覚したトキーニョは、大ベテランのジェレミー・ホーンと対戦。ホーンは突然のUFC復帰以後、マーコート、リスターに良い所無く連敗。絶対に勝ちたいところだが、相手が若いトキーニョでは厳しいか。ホーンもまだ33歳なのだが・・・。
PPVマッチのオープニングを飾るのはマーカス・デイビスvsクリス・ライトル。元プロボクサーのデイビスUFC9戦で7勝2敗。一方、「中堅の中の中堅」ライトルは、これがUFC14戦目。タイトルマッチに絡んだことがない選手で、これだけ出続けている選手はあまり見当たらない。今後もタイトル戦戦までたどり着くのは難しいと思われるが、地味に生き残れるか。
明日の朝5時より速報します。