格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★TUF9フィナーレ

UFC日本版ページで有料動画配信がいつの間にか始まっていた。アナウンスもなければ説明もなし。
明日のTUF9フィナーレのライブPPVもあるそうだが、その説明がネイト・ディアスインタビューの頭に一瞬出るだけ。

不親切にもほどがある。この動画ページは日本版サイト内ではなく、本家UFCオフィシャル内のコンテンツらしい。ビデオプレイヤーだけは日本版が用意されているが、あまりにもアンフレンドリーな作り。
一応確認したところ、
1.日本版ページの上に並んだメニューから「動画」をクリック
2.新しいウィンドウで動画ページが開くので、上に並んでいるサムネイルをクリックすると、その動画の再生画面になる。
3.無料動画ならそのまま再生可能。有料の動画は、右のボタンからADD TO CURTを選び、チェックアウト→支払い処理(クレカ番号入力)となるらしい。購入の際には会員登録が必要。明日10時になれば、動画の中にTUF9フィナーレのライブが入ってくるものと思われる。
繰り返すが、この動画ページ、説明が一切なし。アイコンの「?」をクリックすると、ヘルプセンターとしてUFC.comのメールアドレスが出てくるだけ。アドレス名はufcjapansupportだけど、この窓口が日本語に対応しているかどうかも怪しい。インタビューなんかも英語そのままで字幕もないし。日本人を相手にするつもりがあるのか。
今回のTUFライブはあくまで日本限定だそうだが、もし売り上げが全く振るわなかったとしても、日本市場の問題とは思わないでほしい。
まあ、カードとしてもナンバーシリーズほど力が入っていないし、TUFの決勝戦は、ここまでの経過を知らずに見てもあまり楽しめないだろうから、ちゃんと説明があったとしても売り上げは伸びないかもしれないが。
追記:ブッカー・シュウさんのブログ(http://ameblo.jp/shu1968/entry-10283968502.html)によると、まだ実験段階なので大々的な宣伝はしないのだとか。料金は9.99ドル(960〜980円くらい)。
ここまでのTUFの流れについて知りたい人は、MMA PLANEThttp://mmaplanet.jp/)やポキールメモさん(http://lifeasair.blog13.fc2.com/)にレビューがあるので、そちらで予習を。初の国別対抗戦となったUSvsUKだが、残念ながら盛り上がりに欠けたという評価が多いようだ。
TUF決勝2試合の他は、TUFで名を挙げた選手がラインナップ。メインはTUF1ウィナーのディエゴ・サンチェスvsクレイ・グイダ。神の階級のウェルターでトップ戦線を張っていたディエゴはBJペン打倒の期待があったが、ライト級転向一戦目となったスティーブンソン戦は塩試合の末判定。今回のグイダも勝ちが計算されている相手だけに、内容が問われる。
TUF5ウィナーの「アニキの弟」ネイト・ディアスは前回グイダに敗れて連勝が5でストップ。今回ははスティーブンソン戦。偽北岡・スティーブンソンは最近4試合で1勝3敗。相手が強豪ばかりとはいえ、今回負けたらリリースの可能性が高い。フェザーまで落とせるそうなので、階級変更も考えられるが。
“ライツアウト”ライトルは前回の負けでUFC10敗目。UFCに長く参戦している選手は他にもいるが、負けを二桁に乗せている選手はほとんどいないはず(今ちょっと調べてみたらアボットも10敗らしい)。ライトルは強豪に負け→前座で勝ちを繰り返してなんとか生き残っている、UFC千代大海のような選手(って例えが悪いか)。今回のバーンズ戦も、格下だが負ければリリースの角番ファイトだ。
明日10時から。見られたら実況するかも。