格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★TUF9フィナーレ・リアルタイム実況

購入してから実際に動画を見る画面を出すまでにちょっと迷った。わかりづれー。
600kなので画質はあまり良くない。WOWOWのバナーが邪魔。
ジョー・スティーブンソンvsネイト・ディアス
会場がナンバーシリーズより狭いせいか、観客の声の響きとかが大分違って聞こえる。ネイトのセコンドには兄貴。入場時、実況がなかったのは、アメリカではCM時間だったのかも。ダディは27歳。まだまだ若い。ネイトは24歳。
ダディが片足タックル。テイクダウンするが、ネイトのギロチンがかなりタイトに入る。抜いた。ハーフから顔面にパウンド・ヒジを落とすダディ。門脇ポジションになり、アームロックを伺いつつ鉄槌を落とす。立とうとするネイトだが、ダディが足を刈って倒す。ネイトが上を取り返すが、ダディが必殺ギロチンへ。結構入ってる?後転して抜いたネイト。ダディが上に。ネイトが立ち上がった所を後方に投げてまた倒す。ネイトのガード。足が利いてる。蹴り離して立つ。すぐ組んでいったダディは膝を入れる。ホーン。1Rはダディ。
2Rダディのタックルにまたギロチンを合わせるネイト。転がってポジションを変えたダディ。立ち上がるとは半身のネイトのボディに膝を入れていく。倒れ込みながらアームロックに行ったネイトだが抜かれて下に。ネイトのガードにあると、足がうるさくて攻めあぐねるダディ。パスするとネイトは立ち上がる。金網に押しつけて膝を入れるダディ。ネイトが引き込み気味に下に。ホーン。ここまでダディ優勢。ネイトは判定勝ちはもう難しいので、一本で勝つしかない。
1、2R同様、タックルに行ったダディが主導権を握るが、ネイトはきれいな払い腰で投げこの試合始めて上を取って押さえ込む。ダディが立とうとするとまたギロチン。でも抜かれる。また金網に押しつけて膝を入れるダディ。残り1分で離れてスタンドへ。ダディは打ち合わずタックル。無理はしない。パンチで攻め込むネイトだがタイムアップ。
判定は3者29-28でスティーブンソン。ネイトはギロチンやアームロックなど、積極的に極めを狙いに行ったが、ほとんど抜けられてポジションを悪くしていた。動きが出来て面白い試合にはなったが、ナンバーシリーズレベルの相手だと厳しい。一方、ダディは後がないこともあって攻めが堅かった。
本国ではおそらくCMタイム。ただオクタゴンを映しているだけ。
ロス・ピアソンvsアンドレ・ウィナー
TUF9ライト級決勝。二人ともチームUK。煽りVではUKの選手のセリフに字幕がついてる。
ずっと金網際で押し込み合戦。リングサイドのビスピン先生が映ると、観客からはブーイングが発生。1,2Rとも、金網際で組み合って体を入れ替えつつ膝やパンチの細かい打撃を入れ合う展開。退屈。3Rも同じ展開。先週の宇野vsフィッシャーも金網際膠着ではあったけど、あの試合はグラウンドに持ち込みたい宇野vsそれを阻むフィッシャーという図式で、結果的に金網膠着となったが見所もあった。でもこの試合は二人とも抱きついているだけ。何がやりたいか分からない。残り1分でマット中央での打撃戦。タイムアップ。場内からは拍手が。いつもは即ブーイングのアメリカの客も随分暖かいな。TUFを見てきて思い入れがあるからなのか。ビスピンにはブーイングがあったけど。
判定3者29−28でピアソン勝利。明確に差があったのは3Rくらいか。ダンヘンやビスピンのコーチ陣も祝福。ダン・ハーディも来てる。
クリス・ライトルvsケビン・バーン
激しいパンチの撃ち合い。ライトルは飛び込んでの左フックを多用する。バーンズはミドル・ローも入れていく。ややバーンズ優勢。ライトルが距離を詰めてフックを放つと顔面に膝。飛び込んだ所にカウンターの右アッパーをもらい、腰が落ちるライトル。すかさずパウンド連打。なんとか組み付いてしのぐライトル。突き放したバーンズが金網を背にしたライトルにラッシュ。なんとかホーンに救われたライトル。ダメージもありそう。
ライトルの飛び込んでの右が入り吹っ飛ぶバーンズだが、すぐ盛り返す。ライトルはプレッシャーをかけて前に出る。金網に詰めて右ボディ連打。バーンズが虚をついてタックル。ライトルは得意のフロントチョークに捕らえるが、バーンズが逃げてスタンドへ。バーンズ、攻め疲れか?手が出ない。ライトルが前に前に出ていって左フック・右ボディを入れていく。バーンズの蹴りがローブローになること2回。口頭注意のみ。2R終了。ライトルが取り返したか。
3R。ライトルの右フックで左のこめかみをカットするバーンズ。ちょっと前に出てきたバーンズだが、ライトルは冷静にカウンター。右ボディを当て続ける。ライトルの右でぐらつくバーンズ。残り1分。最後までライトルがペースを握り続けてタイムアップ。
判定は3者29-28でライトル。1Rにダウンを喫した時はこれまでかと思われたが、相変わらずの千代大海っぷりを見せてサバイブ。
ジェイムス・ウィルクスvsダマルケス・ジョンソン
TUFウェルター級決勝・チームUKウィルクスvsチームUSジョンソン。メインカードでは唯一の国際戦ということで盛り上がるかと思ったらそうでもない。普通。グラウンドで上を取ったウィルクスが足関に。ヒール。抜けて上からパウンドをもらう。しかしさらにヒール。ジョンソンが上からパウンドを落とすと、ようやく会場はUSAコール。ウィルクスはオモプラッタ。外れたが三角へ。抜けたがまたオモプラッタに捕らえてウィルクスが上に。ジョンソンが立ってもバックをキープ。ジョンソンは桜庭ロックを狙うが潰される。倒して亀になったジョンソンにチョーク。残り10秒でタップアウト。
面白かった。ウィルソンはトップまで行けるかどうかは別として、グラウンドで積極的に仕掛けるので試合が熱い。
ディエゴ・サンチェスvsクレイ・グイダ
ディエゴへの声援は別格。本日随一のメジャーファイターだから当然か。何事かシャウトしながら入場するディエゴ。すごく険しい表情。
ゴングと同時に間合いを詰めたディエゴ。両者激しいパンチの撃ち合い。ディエゴのアッパーが入りグイダの動きが止まると、ディエゴはノンストップでパンチラッシュ。さらに飛び膝。打たれていたグイダだが、カウンターでダブルレッグ・テイクダウン。ディエゴのガードに。足を登らせてくるディエゴ。グイダは密着したまま顔面にヒジを入れる。金網に押しつけるグイダ。ディエゴはラバーガード。蹴り離して立ち上がる。グイダは顔面が真っ赤。鼻血か。ディエゴの左ハイがクリーンヒットしてグイダダウン。とどめを刺しに行くが、グイダはしがみついてしのいで立ち上がり脱出。そこになおも襲いかかるディエゴ。飛び膝。残り1分。ディエゴがサバ折りテイクダウン。ハーフ。立ち上がるグイダ。ホーン。大歓声。
インターバル中にもディエゴコールが起こる。
グイダもまだまだ元気。飛び込むようなタックルでテイクダウン。ディエゴは下から縦ヒジを頭部に入れていく。ガードからキムラを狙うディエゴ。金網に押しつけるグイダ。会場はグイダコールとディエゴコールが交錯。上をキープし密着したまま鉄槌・ヒジを入れるグイダ。ディエゴも下からヒジ連打。そしてラバーガード。残り1分。ディエゴ流血。ヒジで切れたか?ディエゴが十字に捕らえるが、極まらず。ホーン。両者顔面が真っ赤。2Rはグイダが取り返したか。
タックルを警戒しつつジャブを入れていくディエゴ。パンチで前に出て、グイダがタックルを狙うと距離を取って防ぐ。両者このラウンドは落とせないだけに慎重になってる。グイダが這うようなタックル。ディエゴは素早く後ろに回ってチョーク。しかしグイダが反転して上に。キムラを狙うディエゴ。グイダは両手をしっかりクラッチしてディフェンス。残りわずか。ディエゴは十字。抜いてパウンドを落とすグイダ。ディエゴが立ち上がった所でホーン。両者勝利をアピール。最後は微妙だが、上を取られても仕掛けていたディエゴか?
判定を待つ間も両者勝利をアピールし続ける。判定割れた。2-1でディエゴ勝利。勝利をアピールし続けていたグイダも素直にディエゴの勝利を讃える。すごい試合だった。
試合後のインタビューでも体を動かし続けるグイダ。あれだけタフな試合の後とは思えないほどベラベラしゃべりつづける。時間もないので強引に打ち切るジョー・ローガン。
セミとメインが良かった。ディエゴはBJペンが相手だとやっぱり分が悪いかもしれないが、その他のトップファイターとの試合なら面白くなりそう。これで1000円弱なら十分。画質は1500kくらい欲しい所だけど、まだ実験段階だから仕方がないか。