格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★ジェイク・シールズvsジェイソン・ミラー

この試合は入場も放送されたので良かった。メイヘムが踊りながら入場。元気には「踊りでスタミナを消費する」とも言われていたが。
王座戦なので5R。
パンチを打っていったメイヘムだが、シールズはレッグダイブでテイクダウン。しかし金網を使って立とうとするメイヘム。シールズは自分の足をメイヘムの左足に絡めて伸ばし、完全に寝かせる。バックについた。パウンド。正対するがマウントになってる。メイヘムが起きあがって脱出。スタンドへ。しかしシールズがすぐタックル。尻で立とうとするメイヘムだが、さっきと同じパターンで押さえ込もうとするシールズ。ボディにパンチ。メイヘムはカメラに向かって「効いてないよ」とアピール。細かいパンチを入れていくシールズだが、メイヘムは立ち上がることに成功。シールズをリフトしてテイクダウン。シールズのガード。残り1分。思い切り振りかぶってパウンドを落としたメイヘムだが、かわされて立たれる。しかしバックを取っているメイヘム。後方に投げ。さらにもう一回投げ。あまりきれいに投げられなかったが。1R終了。
けっこうパワー差が出ている。長期戦になればメイヘム有利か?1Rはシールズ。
組み付いて四つに。メイヘムが金網に押しつける。シールズは眉間から流血。四つからバックに回ったメイヘム。また強引に投げようとする。グラウンドで腕を取ってバックに回ったシールズ。マウントへ。起きあがるメイヘムだがまたバックに回っているシールズ。そしてマウント。メイヘムはまた反転して亀に。チョークを狙うシールズ。メイヘムは前転して亀に。シールズはツイスター狙い。かからなかったがサイド。バックからチョーク。入らず。反転して上になるメイヘム。スクートから両者足関の体勢に。しかし二人とも極めには行かず牽制している。メイヘムが起きあがって上を取る。ホーン。
2Rもシールズ。ただ、けっこうスタミナを消費している。メイヘムが逃げるのが上手いし、体格差でスタミナ的に厳しいのはシールズ。
メイヘムに組み付かれ簡単にテイクダウンされるが、シールズは下から絡みついて上を取り返す。パスしてサイド。マウント。メイヘムが返そうとするとハーフに。またマウント。パウンド。メイヘム亀に。シールズなおもパウンド。しかしちょっと威力がない。また亀になるメイヘム。ローリングして上を取ったメイヘム。が、すぐに足に絡んで立ち上がるシールズ。金網際で四つ。メイヘムが押しつけてる。メイヘムのグローブのテーピングが取れて補修。再開。外掛けでテイクダウンするシールズ。金網を使って立つメイヘムだが、またテイクダウン。しかし倒され際にバックについたメイヘム。チョークへ。アゴの上から絞めている。ホーン。もっと時間があったらわからなかった。
最後は惜しかったが、このラウンドもシールズ。ただメイヘムが逆転してきている。
パンチを打っていくメイヘムだが、シールズがシングルレッグでテイクダウン。シールズが上手いのもあるが、メイヘムちょっと腰軽すぎ。金網にもたれて立とうとするメイヘムと押さえこもうとするシールズという、この試合で何度も見られた体勢に。観客からはブーイング。ちょっと気の毒。まあ膠着に見えるかもしれないが。ブレイクがかけられる。メイヘムがパンチ・膝で活き活きと攻める。が、ミドルをキャッチされて倒される。シールズはサイド奪取。シールズはマウントに移行して肩固め。ちょっと抜けてる。メイヘム亀から仰向けに。まだバックについているシールズ。マウントへ。ローリングして何とか逃げようとするメイヘムだが、ぴったりくっついていくシールズ。すごい。ホーン。
組んだシールズ。首をロックして膝を入れる。離してすぐシングルレッグへ。倒しきれないと見るとすぐに離してバックに回る。テイクダウン。寝かせてマウントへ。バックからコツコツパンチを入れるシールズ。極めるよりこのままキープ狙いか。メイヘムが反転して上になるが、すぐにまたタックルで上を取り返すシールズ。マウント。メイヘムが立って最後のチャンスとパンチを打っていくが、ミドルをキャッチされたところでホーン。
全ラウンドシールズだろう。
48-47、49-46×2でシールズ勝利。4Rはメイヘムもあるかと思ったが、思ったよりも接戦だった。
初代王者となったシールズだが、ミドル級だと普通の選手。パワー差が厳しい。本来の階級であるウェルターでガウヴァオンとやって欲しいが。