入場を待つヒョードルが映し出される。セコンドが持っているベルトはWAMMAのものか。
またCMに。
ブレット・ロジャース入場。花道から手を伸ばすファンにタッチしながら駆け足でリングイン。続いてヒョードル入場。場内大歓声。花道から手を伸ばすファンには目もくれず。うつむきながら歩いてヘキサゴンへ。身長差約13cm、体重差は14.5kg。
両者コール。ここでもヒョードルに大歓声。
大振りのフックを２発はなったヒョードル。距離があってヒットせず。牽制か。プレッシャーをかけるヒョードル。打ちながら組み付いた。テイクダウン。しかし立ったロジャース。両脇を差してる。金網に押しつけてモモカン。ヒョードルは差し替えずに組まれたまま細かいパンチを入れる。ヒョードル鼻血？けっこう血が出てる。離れた。ヒョードルがパンチで出る。左がヒット。さらにパンチを打ちながら組み付いて投げ。起きあがろうとするロジャースだが、そこにヒョードルのパウンド。そのまま押さえ込む。キムラを狙うヒョードル。しかし抜けてロジャースが上。インサイドからパウンド連打。連続ヒット！ヒョードルは十字を仕掛けるが抜くロジャース。ヒョードルが起きあがるとロジャースガス欠気味？バックを取られる。上になったヒョードル。押さえ込んで肩固め狙い。しかしロジャースは凌いでガードに戻した。スクートから飛び込んでパウンドを落とすヒョードル。1R終了。
ヒョードル、血は止まった模様。大振りのパンチで牽制するヒョードル。会場はUSAコール。組み付いたヒョードル。ロジャースは体を入れ替えカナ見に押しつける。さらに体を入れ替えたヒョードルがパンチ連打。しかしガードを固めて凌がれる。体を入れ替えまた押しつけるロジャース。ボディに膝を入れるロジャース。離れた。ヒョードルのビッグライトハンドがヒット。ロジャースダウン。追い打ちのパウンドで終了。
ロジャース、1Rに上になってパウンドを落とした時にはアップセットかと思わせたが。グラウンドでもヒョードルの十字や肩固めを凌いでいたし、十分対応できていた。結構ヒョードルのパンチを受けていたのにあまり効いた素振りを見せなかったが、最後の右はフルスイングでヒットし、さすがにダウン。でも良くやった。アルロフにラッキーパンチで勝っただけの選手だと思ってた。
ヒョードルはギリギリの勝負になって、ちょっと弱気になったりするかと思ったが、最後までペースを崩さず冷静だった。競り合いになっても心が折れないのもヒョードルの強い所。鼻の頭を大きくカットしている。最初のテイクダウンに行く際にパンチをもらったか。
予想外に苦戦したが、激闘で全米地上波デビューを飾ったヒョードル。最後まで逃げることなく正面から打ち合っていったのが凄い。最後まで皇帝の威厳は失わず。次はファブリシオ戦か？こちらはあまりいい試合になりそうな感じはしないが……。
