格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★ミノワマンvs石井慧

急遽決まったカードの割には長く力が入った煽りV。佐藤隆太がリングアナ。この試合が中継に乗らないと言うのはありえない。
石井は猪木ボンバイエで入場。猪木本人に許可をもらったとのこと。首には赤い闘魂タオル。観客の反応が全くないのは、音響の関係か、観客がどう反応していいかとまどっているからなのか。石井のセコンドにはタシーロ。最近は吉田道場で練習しているという話も。
体重差15kg以上のため、顔面への足攻撃禁止。
組んでいった石井。大内刈りでテイクダウン。すると、吉田戦でも見せたパスワード。スムーズにサイドについた。上四方へ。美濃輪は亀に。石志は顔面にパンチ。しかし美濃輪は立ち上がる。コーナーに押し込む石井。ブレイク。組んでまたコーナーに押し込む石井。今度は大外でテイクダウン。また亀になる美濃輪。石井はキムラを狙う。抜けた。美濃輪が立ち上がってスタンドへ。意外とハルクじゃなくちゃんとした試合になってる。
パンチを打ちながら距離を詰めて組み付いた石井。また大外刈りでテイクダウン。亀から立ち上がった美濃輪は前転して足関!ヒールからアキレスを狙うが、石井は足を抜いて脱出。足関対策はしっかりしてきたとのこと。準備期間は少なかったはずだが。6分経過。石井がグラウンドで上を取る。上四方からまた美濃輪が亀になりまたバックにつく。立ってコーナーに。しかしまた石井が投げてテイクダウン。同じ展開が続く。美濃輪はスタミナは大丈夫か?残り2分半。
横四方から上腕を顔面に押しつける石井。右手で鉄槌。美濃輪はまた亀になり立ち上がる。前転するが、石井が距離を取り足には触れられない。しかし立ち上がることに成功。石井が距離を詰めてパンチを放つがクリーンヒットしない。しかし組み付く。川尻「石井は総合を初めて間もない」もう2年やってるんだが。スタンドでの見合いでゴング。
石井がパンチからすぐ組み付いてタックルでテイクダウン。石井は上になるが、こつこつしたパウンドのみ。美濃輪が結局亀になって立ち上がるという1Rと同じ展開。コーナーブレイク。
また組み付いて大外刈りでテイクダウンした石井。上四方からキムラ狙い。石井マウント。しかし美濃輪がまた亀に。石井がバックキープのまま細かいパウンド。終盤肩固めに入ったが、決まり切っていない。タイムアップ。
判定3-0で石井。完封勝ち。
マイク「何とか判定で勝てて、また次、日本でやれることを願ってます。応援よろしくお願いします」
普通。素か。何も用意してなかったのか。それだけ必死だったということかもしれない。
体格差を活かして、柔道で培った投げと寝技で完勝。しかし体格差があってのことで、同階級の相手にできるかどうかはまだ未知数。打撃は相変わらずまだまだ。グラウンドでも強いパウンドはなく、キムラに行くくらいしか一本を狙うシーンがなかった。トリッキーな美濃輪を警戒して攻められなかった部分もあるかもしれないが。
ミノワマンは足関を狙いに行った以外、らしさを全く見せられず。