格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFC Fight Night23「Fight for the Troops」速報

時間があるのでFacebookでの中継のみ速報します。間もなくシケリムvsウェイン・ロー。
ライブストリーミングのURLはこちら。
http://www.facebook.com/UFC?v=app_4949752878
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ヴィラミー・シケリムvsウェイン・ロー
陸軍慰問大会のため、会場は軍関係者のみ。ブラジル人のシケリムにブーイングを送る米兵。ローが胴タックルでいきなりテイクダウン。米兵がUSAコール。ガードのシケリム、金網際だが金網を使って立つ動きが見られない。金網経験の浅さが出ているか。ローが押さえ込んでパウンドを落とす。シケリム、ガードからキムラを狙う。ここでブレイク。ローのパンチでバランスを崩したシケリムはまた押さえ込まれる。ホーン。1Rはロー。
タックルに来たロー。金網際で堪えるシケリム。引き剥がした。シケリムが鋭いハイを放つが、不用意に距離を詰めたところでタックルを取られる。下から三角を狙ったが、ローが高々と抱え上げてバスター。シケリムは三角を解いて叩きつけられるのを防いだが、またガードに。ローはまたコツコツパウンド。動きがなくブレイク。ローキックを入れるシケリム。しかしローが距離を詰めると簡単にテイクダウンを取られてしまう。スタンドレスリングが弱すぎ。ホーン。後がなくなったシケリム。
シケリムがローのタックルを切る。再びタックルに入ったところを受け止めるが、ローが膝をついているために膝蹴りが入れられない。そこでパンチに切り替え。膝立ちのままウィービングでかわすロー。ローのタックルを押しつぶしてシケリムがマウント。ハーフになったが肘を落とす。しかし立たれる。またテイクダウンを許す。またガードからキムラを狙うシケリム。ホーン。
3者29-28でウェイン・ロー勝利。シケリム、スタンドレスリングの弱さが致命的だった。ガードからの立ち上がる動きもないし、キャリアの浅さを露呈してしまった。あまり面白い試合でもなかったし、定員オーバーのライト級だけに1試合の負けでリリースもありうるが、アルドのバーターでなんとかもう一度チャンスが欲しい所。
他の試合は余裕があったら速報します。
ハニ・ヤヒーラvsマイク・ブラウン
HERO'SvsDEEPの1vs1対抗戦。
ヤヒーラがグラウンドに持ち込んで29-28×2、30-27の3-0で勝利。ブラウンは1ヶ月2試合の強行出場が裏目に出た。元王者だがリリースの危機。
マルケス・ジョンソンvsマイク・ガイモン
マルケス・ジョンソンvsマイク・ガイモンはダマルケスが一本勝ち。決まり手は珍しいボディシザース。バックから四の字ロックに捉えたら、足の締め付けがよっぽど強かったのか、ガイモンがタップしてしまった。
イーブス・エドワーズvsコディ・マッケンジー
Facebookでの中継はあと1試合。メインカードの開始(11時)まで間があるので、インターバルが取られている模様。
超ベテランのイーブス・エドワーズ登場。修斗ではルミナや川尻との対戦経験もあり。PRIDE武士道では三島・池本に勝っている。しかしまだ34歳。相手のコディ・マッケンジーは総合12戦無敗。しかも2Rまで行ったのはデビュー戦のみで、それ以外すべて5分以内に片をつけている。まだ23歳で、これがUFC2戦目。現在WOWOWで放送されているTUF12に参加していた選手。
長髪をポニーテールにしているマッケンジー。いきなりタックル。すぐに金網を使って立つエドワーズ。また組み付いたマッケンジー。足に絡みつくが倒せず。打撃戦へ。打撃だとエドワーズが上か。パンチをもらう。タックルに行ったが切られたマッケンジーはジリ貧に。組み付いて引き込むがマウントを取られる。が、股下を抜けてシザースエドワーズが立つ。パンチを打ち込むが、なんかもうふらふらしているマッケンジー。ホーン。
エドワーズがパンチで追い込む。頭を下げてしまい、防戦一方のマッケンジー。タックルからバックに回ることに成功したマッケンジー。チョーク狙いから上に移動してサイドを奪う。イーブスが亀になるとパウンド連打。立って逃げようとするエドワーズだが、パウンド連打で立たせない。しかしエドワーズが反転し上に。しかもマウント。今度はマッケンジーが亀。エドワーズチョーク。落ちた!
マッケンジーは総合初黒星。ファイト・オブ・ザ・ナイト候補の好試合だった。
本戦PPV開始。時間の許す限り速報します。
コール・ミラーvsマット・ワイマン
2R。ワイマンが膝でダウンを奪うとガードのミラーにパウンド2発&モンゴリアンチョップ(ダブルパンチ?)の連打。ミラーは防戦一方に。
パンチで前に出るワイマンにタックルを仕掛けたミラーだが、勢いに押されて後方に倒れて上を取られる。潜りスイープを狙うミラーだがワイマンは肘を顔面に落とす。またミラーのガード。ワイマンがパウンドでボコる展開。足関を狙うミラーだが抜かれてまた肘。下から四の字ロックガードをするミラー。弟のミカもDREAMで吉朗相手にやってた。しかし効果がなくパウンドを入れられる。パウンド・ダブルパンチで圧倒するワイマン。ミラーは防戦一方のまま試合終了。
判定3-0(29-28,30-27,30-27)でワイマン勝利。
パット・バリーvsジョーイ・ベルトラン
バリーは因縁のミルコ戦以来の試合。ベルトランはUFC2連勝の後、TUF出身でキンボにも勝っているマット・ミトリオンに判定負け。
クリンチからの膠着が多かったが、だんだんバリーのローが効いてきた。ベルトランはパンチで突進して組み付くとテイクダウン狙い。しかし倒せず。またローを入れていくバリー。そしてミルコ張りの左ハイで沸かせる(ガードの上だけど)。確実にダメージがあるベルトランはパンチに活路を見出すが、バリーは距離を取る。
2Rまではほぼ五分。どちらが取っているのかわからない。
何度も左ハイを狙うバリー。ちょっと狙いすぎていてヒットしない。ベルトランは組み付くと足踏み。さらに密着状態でパンチ連打。距離を取りたいバリーだが組み付いたまま殴っていくベルトラン。ブレイク。またローを入れていくバリーだが、バリーの左手がサミングとなりタイムストップ。再開。タックルに来たベルトランにローを入れると、ベルトランは嫌がって倒れる。上になったバリーはなんと太ももにパンチ連打。立ち上がるがさらにロー。完全に効いている。最後はバリーが圧倒してタイムアップ。もうちょっと時間があればKOできた。
しかし1,2Rが微妙なので判定が分からない。
判定3-0でバリー勝利。
マーク・ホーミニックvsジョージ・ループ
前に出てくるホーミニックに対し、下がりながら蹴りを放つループ。しかしホーミニックのパンチが入り、ループダウン!が、追い討ちはかけないホーミニック。立たせる。さらに前に出て行く。左フックがヒットし、またループダウン!腰を落としたループにパンチを入れるとレフェリーが止めた。
ループは早いと抗議しているが、ストップは妥当か。余力たっぷりのホーミニックは腕立てパフォーマンス。これで地元でのタイトル挑戦が決定。
マット・ミトリオンvsティム・ヘイグ
ミトリオンはここまで3戦全勝。対するヘイグは、トッド・ダフィーUFC最短7秒でKO負けするなど3連敗で昨年5月にリリース。しかし地元カナダで2連勝して、わずか8ヶ月でUFC復帰。ヘイグもUFC129をにらんでの再契約かもしれない。
打撃で押されるヘイグ。ローが効いている。ミトリオンの左ストレートでヘイグダウン。追い討ちのパウンドでKO。実力差ありあり。TUFからMMAを始めたミトリオンだが、確実に強くなっている。
TUF10出身で生き残っているファイターは、ロイ・ネルソン、ブレンダン・シャウブ、マット・ミトリオン、ジョン・マドセンの4人だが、全員チームラシャドで、チームランペイジは誰も残っていない……。
エヴァン・ダナムvsメルヴィン・ギラード
ギラードのジャブがヒットしたが、ダナムはシングルレッグからバックに回り、持ち上げて投げてテイクダウン。金網を使って立つギラード。片足を抱えて倒そうとしたダナムだが、ギラードがパンチを入れて引き剥がす。打撃戦。ギラードのパンチが切れてる。飛び込んでの右フックがヒットし、ダナムダウン!ギラードの追い討ちに合わせてタックルに入ったダナムだが、引き剥がしたギラードが首相撲から顔面に膝を入れるとふらついているダナム。追い討ちのパンチ連打で崩れ落ちたダナムを見てレフェリーが止めた。
ギラードが圧勝。ダナムは初のKO負け。
なんとか全部見られた。全試合わりと面白かった。ベストバウトはエドワーズvsマッケンジー。
3賞発表
http://www.mmafighting.com/2011/01/23/melvin-guillard-yves-edwards-cody-mckenzie-win-ufc-troops-bonu/
Fight of the nightはエドワーズvsマッケンジー、
KO of the nightはギラード、
サブミッション・オブ・ザ・ナイトはエドワーズ。
それぞれ3万ドルで、エドワーズは計6万ドルのボーナスゲット。