8・6フィラデルフィアで行われるUFC133で、ミドル級戦・ヴィトー・ベウフォートvs秋山成勲が組まれることが明らかに。
http://www.espn.co.uk/ufc/sport/story/86721.html
ダナ・ホワイトによると、口頭で対戦に合意しているとのこと。
ヴィトーはUFC126でのアンデウソン戦で1RKO負けして以来の試合。3・20UFC128でのマーコート戦はケガで直前に欠場した秋山だが、またしてもビッグネームの再起戦にあてがわれることに。秋山は3試合連続でファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞するなど、「面白い試合をする」ということで評価はされているようだが、決して「実力がある」「タイトルに挑戦できる」とは思われてはいないらしい。JMMAで言えばマヌーフ的ポジション。ただし、3連敗すればさすがにリリースされてしまうだろう。
秋山にとってはUFCだけでなく、キャリアで一番の強敵。過去、UFCでは全て打撃勝負を挑んできた秋山だが、今回ばかりはリスキーすぎる。しかし、あまり注目されないが、ヴィトーはグラウンドも弱くはない。少なくとも、秋山がテイクダウンすれば問題なく勝てるというレベルの相手ではない。勝つために自分のスタイルを変えるか、最後まで貫き通すか。どちらにしても厳しい展開になる。
秋山は年齢的にもこれが格闘技人生最大最後の大勝負になりそう。
