格闘技徒然草

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★UFC155:第5試合・メルヴィン・ギラード vs. ジェイミー・ヴァーナー #mmajp #ufc155

ライト級。
半月前のTUFフィナーレでヴァーナーの急病により中止となったカードだったが、今大会にスライドして実現。
代役でのUFC復帰戦で最強ストライカーのエジソン・バルボーザをまさかのKOで下すというアップセットを見せたヴァーナー。前回のローゾン戦はFOXで全米地上波中継され、敗れたものの互角に戦いファイト・オブ・ザ・ナイトを獲得した。
対するKOマシン・ギラードは、5連勝を記録したこともあったが、最近4戦はローゾン、ジム・ミラー、セラーニに敗れて1勝3敗。リリースはまだないだろうが、そろそろ厳しくなってきた。
今日はUFCサイトのストリーミングが重い。Facebook中継の時からちょくちょく止まる。
いきなり激しい打ち合いが展開されると思いきや、両者慎重で牽制の打撃戦から。1分半を過ぎたあたりで打ち合いを期待する会場からブーイングが。ローを蹴っていくギラード。距離を詰めるヴァーナー。金網際まで詰める。パンチで出てダブルレッグを狙ったヴァーナーだが切られて離れる。左ボディから右フックをヒットさせるヴァーナー。ラッシュをかけるとギラードがバランスを崩す。残り時間わずかでヴァーナーギロチンへ。極めに行くがホーン。
ギラードのセコンドについている白髪はマリオ・スペイヒー?スペイヒーは今ブラックジリアンズのトレーナーをしている模様。MJのセコンドにもついていたが。名伯楽がセコンドにいる割には、二人ともグラウンドでは力を出せていない。
2R。打撃戦からタックルでテイクダウンしたヴァーナー。立とうとしたギラードのバックに飛びつくが、前に落としたギラード。立ち際に膝を叩き込む。ようやくらしさが見えてきた。しかしヴァーナーがパンチからまたタックル。金網を使って立つギラード。立ち際にヴァーナーがパンチを入れる。スタンドでもプレッシャーをかけるのはヴァーナー。2R終了。
前に出ていくギラード。ハイをヒットさせるがキャッチされる。またパンチからタックルに入るヴァーナー。金網に背を付けて立とうとしたギラードにギロチン。そしてペルヴィアン・ネクタイへ。外してギラードが上を取る。金網まで移動して立ったヴァーナー。離れるとまたタックルで簡単にテイクダウンを奪う。ギラードはガードに。立ち上がり脱出。そして簡単にタックルからテイクダウンを取られてしまうギラード。ガードからギラードがまさかの腕十字。冷静にクリアしたヴァーナーだががぶるギラード。しかし落とされてまた下に。残り30秒でスタンド。ヴァーナーのダブルレッグにギラードは膝やパンチを叩きこむと、ヴァーナーは水車落とし気味に持ち上げて叩き落とす。ギラードが後ろから三角→腕十字を狙ったところでタイムアップ。
3Rもヴァーナーか。
30-27ヴァーナー、30-27ギラード、30-27ヴァーナーのスプリットでヴァーナー勝利。たしかに3Rとも際どかったしSherdogのジャッジも1,2Rは割れてる。ジャッジの見方によって判定が変わる内容だったか。しかしギラードはテイクダウンディフェンス甘すぎ。弱点を克服しないことには上を目指すには厳しい。