格闘技徒然草

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★UFC on FX7:第2試合・ヴァグネル・プラド vs. イルデマー・アルカンタラ #mmajp

ライトヘビー級。この試合はブラジリアン対決。
チーム・ノゲイラのプラドはUFCデビュー戦でいきなりトップ選手のフィル・デイヴィスと対戦が組まれ、サミングによるノーコンテストに。すぐに再戦が組まれたが、デイヴィスにテイクダウンを取られまくり、最後はアナコンダチョークで一本負けしている。バックボーンはムエタイで、柔術は現在青帯。
対するアルカンタラは、約10日前にロジャー・ホレットの代役としてUFCデビューが決まった。この後登場するユーリ・アルカンタラの弟で、兄と同じくジャングルファイト王者。昨年12月にミドル級タイトルを獲得したばかり。所属チームはヴァリッジ・イズマイウのストライカー・チームで、名実共にイズマイウが育てた選手の一人。当然、セコンドにつくイズマイウ
アルカンタラは本来の階級より上のライトヘビーでの出場となる。計量でも約1.8kgアンダー。胴回りがややプラドより細い。プラドは逆にプヨり気味。
お互いサウスポー。プラドが積極的にパンチで出ていく。組みついたイルデマー。テイクダウンを狙うがヒジを入れて離れる。また打撃戦。圧力をかけるのはプラド。牽制の打撃戦が続きちょっとブーイング。プラドのパンチに対し、イルデマーは膝を出していく。劣勢のイルデマーだが、プラドのテンカオに合わせてタックルに入りテイクダウン。しかし下から固められて動けないイルデマー。レフェリーマリオがさっさとブレイク。全く動きがなかったとはいえ、かなり早い。スタンドでプラドが膝を入れたところでホーン。
1Rはプラド。打撃で主導権を握っている。
2R。またも前に出ていくのはプラド。しかしアルカンタラが飛び込んでテイクダウン。ハーフから立ち上がろうとするプラドにダースチョークを狙うが、仕掛けが雑で簡単に抜かれて下になってしまう。上のプラドはハーフからパウンド。アルカンタラは足に絡み付いて膝十字→アンクルへ。また膝十字に戻すとプラドが叫び声を上げてタップ!
正直レベルは低かった。アルカンタラは本来の階級で準備期間もないというのを割り引いて考えないといけないが。