ライト級。
昨年1月のUFC142で、スピニングバックキックでのKO勝ちで各MMAサイトのKO・オブ・ザ・イヤーを総なめにしたバルボーザ。しかし、5月の試合では、エヴァン・ダナムの代役でUFC復帰したジェイミー・ヴァーナーにKO負けして総合初黒星を喫してしまった。それ以来の試合。
相手はジャスティン・サラスの予定だったが、サラスも今年に入ってから欠場。UFC初参戦のマルチンスに変更となった。地味に欠場→カード変更が相次いでいる。
マルチンスはシュートボクセ所属で、総合12戦無敗。うち8勝がKO、一本勝ちも3つある。現在大学に通う24歳。
二の腕の太さが半端ないバルボーザ。そして蹴りが速い。が、ミドルが交錯した際にマルチンスの急所に入ってタイムストップ。それほどダメージはなく再開。パンチで出ていくマルチンス。真っ向から打ち合いに望む。バルボーザのパンチが入るが怯まず打ち返す。金網際まで追い詰めてパンチを出していったマルチンスだが、バルボーザのカウンターのジャブがクリーンヒットし、膝から崩れ落ちる。バルボーザパウンド。頭を抱えて動けなくなるマルチンス。マリオ止めた。
前座に出ていることがおかしいバルボーザ。また上位との対戦が見たい。マルチンスはいいパンチもヒットしていたが、バルボーザ相手に打撃戦を挑んだのは無謀だったか。前に出ていく姿勢は良かった。
