格闘技徒然草

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★UFC on FX7:第5試合・ディエゴ・ヌネス vs. ニック・レンツ #mmajp

フェザー級
軽量級王国・ノヴァウニオンのヌネス。WECに参戦するまでは11戦全勝・すべて一本・KO勝ちというフィニッシャーだったが、WEC参戦後は逆に10連続判定決着。WEC通算という参考記録ではあるが、デビュー以来10連続判定というのはおそらくUFC記録。ストライカーで、決して地味な選手ではないのだが…。前回はバート・パラジェンスキー相手にダウンを奪うなどスタンドでリードしたものの、終盤失速して判定まで持ち込まれている。しかし、その試合で初のボーナス獲得となるファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞。現在、Sherdogフェザー級ランキング7位につけている。
レンツはライト級で5勝2敗1分け1NCの戦績を残し、前回からフェザー級に転向したD-1レスラー。前回は光岡を1RKOで下している。
パンチから組みついたレンツ。ダブルアンダーフックからテイクダウンを狙う。金網を使って凌ぐヌネス。バックに回るレンツ。テイクダウンを狙いながら膝を入れる。テイクダウン成功。バックマウントからパウンド。チョーク。外したヌネスだが、レンツはバックをキープしてパウンド。ヌネスは耐えるのが精一杯。立ち上がるがまた倒される。レンツのパウンド地獄が続く。ホーン。
1Rはレンツ。削られ続けて消耗しているヌネス。
2R。明らかに動きが落ちているヌネス。またタックルで簡単に下になる。レンツの削りタイム。ハーフからパウンド&ヒジ。ヌネス、凌ぐ以外できない。会場からはブーイング。地味に削るだけのレンツへのブーイングか、なすすべがないヌネスへのブーイングか。残り10秒でようやく立ち上がりだヌネスが打撃を入れていくと会場大歓声。しかしホーン。2Rもレンツ。
レンツが蹴りをキャッチし組み付いてテイクダウンを狙うと会場からは諦めのため息が漏れるが、ヌネスが凌ぐと大歓声。レンツも付かれてタックルが決まらなくなってきている。しかし、しつこくテイクダウンを狙ってまた上を取る。ハーフ。パウンドを貰うが、バックを取らせて立ち上がる。正対したいがさせずにバックキープするレンツ。そして正対した途端にテイクダウン。フルマウント。またバックを取らせて立ち上がったヌネスdが時間がない。残り10秒でレンツを振り払うとパンチ連打。レンツはタックルで凌ぐ。タイムアップ。今日はじめての、そしてヌネスにとっては11試合連続の判定へ。
判定3-0(30-28、30-27、30-26)でレンツ勝利。レンツの抑えこみが凄かったのか、ヌネスのリカバリが弱かったのかはわからないが。ジャッジ一人が30-28というのが謎。イーブンのラウンドあったか?