ミドル級。メインのため5分5R。ビスピンが勝った場合はアンデウソンの持つミドル級タイトルへの挑戦が決まっている。最近6試合では、ライトヘビー級に上げたソネンに負けたのみで5勝1敗。
ヴィトーはヴァンダレイとのTUFブラジルコーチ対決を怪我で欠場。ジョン・ジョーンズの対戦相手が消滅したことにより、急遽1階級上のライトヘビー級タイトル挑戦を果たすが、腕十字で見せ場は作ったものの、それ以外は一方的に削られて最後は一本負けしている。
会場はメインでさらにワンランク上の盛り上がり。イッツ・タイムはもはや怒号。
お互い距離を取って牽制。会場からはチャントが。間合いに入らず様子をうかがう両者。飛び膝で突っ込んでヴィトーだが、ビスピンはパンチを入れて距離を取る。距離が詰まってパンチが交錯。ビスピンは打撃勝負か。パンチの間合いに入っていく。お互いクリーンヒットがないまま残り1分。前に出てパンチから左ミドルを入れるヴィトー。ミドルが入って後退したビスピン。そこにパンチで追い打ち。ガードして凌ぐビスピン。ホーン。
1Rは最後の攻防でヴィトーが取ったか。しかし1Rで仕留められず。長期戦になればビスピン有利という下馬評だが。
また左ミドルを入れていくヴィトー。ジャブで鼻血を出すビスピン。パンチ・ローを打ち込んでいくビスピンだが、ヴィトーの左ハイが側頭部にビッグヒットしダウン！ヴィトーパウンド！レフェリーストップ。
2R、ヴィトー・ベウフォートKO勝ち。勝利後のインタビューではジョン・ジョーンズへのリマッチも要求。
