フライ級。
UFCデビュー戦でダレン・ウエノヤマと対戦した地元英国のハリス。テイクダウンを奪いリードしていたが、2Rにグラウンドで上をとられるとチョークで一本負け。
対する元TPFバンタム級王者のゴメスも、UFCデビュー戦では4月にタイトル挑戦するジョン・モラガに敗れている。一方的に打撃でKO負け。しかしオフィシャルランキングでは１０位。
蹴り足をキャッチしてテイクダウンしたハリス。スクートからパウンドを落とすがゴメスは立ち上がる。打撃戦。ハリスが先に手を出していくが、ゴメスもパンチを返す。ハリスの右が顔面を捕らえる。終盤、タックルに入るゴメス。内股でこらえたハリスだが終了直前にテイクダウン。ホーン。
最近は終盤のテイクダウンが評価されることはあまりない気がするし、1Rはハリスか。Sherdogのジャッジは3者ゴメス。
2R。ローで削り合い。出てこないゴメスにハリスが挑発。ハリスがまた蹴りをキャッチしてパンチを入れる。ボディブロー。打撃でハリスが上回っている。ゴメスのタックルを切って膝。ゴメスはバックステップで距離を取る。飛び膝の奇襲を見せるがヒットせず。ローは重いが…。ホーン。
ゴメスはむざむざ2Rを落としたという印象。明確にポイントを取る意志が感じられなかった。あのローが評価されていると思っているわけでもないだろうが。
3R。ジャブを出してくゴメス。ちょっと積極的になった。朽木倒しでテイクダウンを狙ったが切られる。ちょっとゴメスのローを嫌がっているハリス。ローを打たれるとキャッチしようとして手が出る。ハリスもこのラウンドは慎重。手数が減った。残り1分半。お互い倒しに行かない。打撃戦のままタイムアップ。
3Rは微妙。ローの印象もあるしややゴメスか。リプレイはハリスのいいところばかりを見せるが…。
判定30-27×2、29-28のユナニマスでハリス勝利。
ゴメスは自分判定ではもっと競っていたのかもしれないが、敵地ということも考えてもっと攻めるべきだった。
